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☆ドクター桜井の日本診療☆  〜603号〜 09.07.09
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◇後だしジャンケン

 臓器移植法案の審議が佳境を迎えている。本日、厚生労働委員会
での審議の打ち切りが宣言され、明日の本会議で中間報告される予
定である。これまで、本会議で趣旨説明が行われた法律案は、衆議
院から送付されてきたA案と、参議院の有志が提案したE案である。

 前者は小児にも移植医療の道を開くものであり、後者は小児脳死
臨調を作り、小児の移植医療に関して、今後一年かけて検討すると
いうものである。これまで、この二つの法律案に関してのみ審議が
行われてきたのだが、昨日A案の修正案が厚生労働委員会に提出さ
れた。

 今日の夕方の委員会で、A案の修正案の趣旨説明が行われるが、
その後は自由討議で、実質上の審査が行われることはない。ここか
らが問題なのだが、この審議されていない修正案が、今後どのよう
に取り扱われるかである。

 この修正案は委員会に上程されているので、本来であれば委員会
で採決を行って、修正案か原案のどちらかが本会議に付託されるこ
とになる。ところが、今回は委員会で採決されず、委員会での結論
を出さずに中間報告という形で本会議に上程される。

 このままでは、この修正案は委員会でも本会議でも採決されなく
なるので、明日の本会議で中間報告の後、異例のことだが討論を行
い、その後緊急動議が提出され、本会議場で修正案の趣旨説明を行
うことになる。

 明日は中間報告のみで、採決は行われず、後日採決が行われるこ
とになるのだが、問題はここからである。日程は分からないが、本
会議で採決が行われる場合、国会のルール上、最初にA案の修正案
の採決が行われる。

 仮に、ここでA案の修正案が可決されれば、A案及びE案の採決
は行われない。何故ならば、一つの法律案が可決されると、他の法
律案は採決しないというのが、国会のルールだからである。さて、
そうなると国会できちんとした審議がなされていないA案の修正案
が参議院の意志となる。

 こんなことが許されていいのだろうか。他の法律案は、委員会で
審議が行われてきた。特にA案は、衆議院の委員会でも審議が行わ
れてきた。この審議の過程で、A案の内容が明らかになってきた。

 余談だが、一昨日久しぶりに質問させていただいたが、A案の答
弁者が法律に書いていない、人の死は脳死であるということを前提
に答弁していることに対して、強い違和感を覚えた。この答弁が、
人の死は脳死であるということを法律には明記されていないのに、
A案の法律案では、人の死は脳死であると書かれているように誤解
を与えてしまった。

 さて、本題に戻るが、国会で十分な審議をしていない修正案が可
決されることは許されることなのだろうか。このようなことになれ
ば、国会の審議は形骸化することになる。審議は不要だと言われか
ねない。

 このA案の修正案は、A案の修正案ではなく、対案として提出さ
れれば取扱いは変わってくる。対案の場合は、A案およびE案と横
並びになるので、緊急動議を提出しなくても本会議で趣旨説明を行
ことができ、委員会に差し戻して審議を行うことができる。このこ
とを考えれば、A案の修正案提出者は、修正案ではなく対案として
提出するべきである。その上で、きちんとした審査を行うべきであ
る。

 採決がいつ行われるのかわからないが、このA案の修正案が可決
した場合、国会で十分な審議をしていない法律案が参議院の意志と
なり、このことは国会審議上大きな禍根を残すことになると思う。
参議院の自殺行為になるような行動を改めてもらいたいと願ってい
る。




                参議院議員・医師 桜井 充






【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書の小林です。
 先日、日本国内で逮捕されたことで大きく報じられた、韓国の芸
能界における性接待スキャンダルが大きく問題となっているようで
す。
 大手新聞社「中央日報」の報道によると、韓国放送映画公演芸術
労働組合が行った調査で、実に現職女優の約11%が「本人や仲間
が性接待を強要された」と回答していたことがわかりました。これ
だけ大きな数字が出ているということは、現地のマスコミは以前か
らこの事実を知っていたのではないかと勘ぐってしまいます。たく
さんの人に夢を与える芸能界だからこそ、クリーンな業界であるべ
きだと思うのですが・・
 我が国を含め、他の国の実情もどうなっているのか、大変気にな
りました。(小林太一)



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★事務局より


市民フォーラムのご案内

 この度、桜井議員が代表を務めます市民団体「市民政策調査会ミ
ヤギ」が『日本の国際協力を考える!〜政府開発援助が日本と世界
にもたらすもの〜』というタイトルで市民フォーラムを開催いたし
ます。
 詳細は以下の通りです。是非ご参加頂ければ幸いです。

〜〜以下転送歓迎〜〜

 飢えや貧困に苦しみ、教育や医療を満足に受けられない人々が、
世界人口約60億人のうち、8割以上を占めていると言われています。
 そのような状況の中、日本の政府開発援助(ODA)は、開発途
上国の発展を手助けし世界全体の問題解決に努めるよう、世界各国
から大きな期待を寄せられています。また、支援活動は、資源・食
料を海外から多く輸入する日本にとって、国際関係をより良くし、
日本国民の生活を守ることにもつながります。
 今回、ODAの実施機関である独立行政法人国際協力機(JIC
A)東北支部長の甲斐直樹氏、元青年海外協力隊シニア隊員の奈良
部辰雄氏より国際貢献と国益の実現に取り組む事例や、国際協力の
経験がどのように日本で活かされているのか等、お話頂きます。 


日 時:7月18日(土)14時00分〜16時30分
場 所:宮城県民会館
     (東京エレクトロンホール宮城)601会議室
テーマ:『日本の国際協力を考える!
      〜政府開発援助が日本と世界にもたらすもの〜』
第1部 講演
講師:独立行政法人 国際協力機構 (JICA) 東北支部長 
                      甲斐 直樹 氏
   宮城県丸森町農業創造センター職員
    (元 青年海外協力隊シニア隊員 )奈良部 辰雄 氏
    ※農業支援でマラウィ国に8年、プログラムオフィサー
     としてザンビアで2年、計11年活躍。

第2部 パネルディスカッション
パネラー:甲斐 直樹 氏
     奈良部 辰雄 氏

コーディネーター:参議院議員・医師 桜井 充

入場無料です!!


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 『 桜井充ブックレット シリーズ 』
 
 第1弾 「歯科医療が日本を変える」
 第2弾 「日本列島再生論」
 第3弾 「医療改革で元気な日本を作る」
 第4弾 「歯科医療が日本を変えるPart2」
 第5弾 「破れない殻」

 各500円にて販売中

 ☆ 既刊の桜井ブックレットシリーズ好評発売中です。
   よろしくお願いいたします。


お問い合わせ先:桜井充事務所 
TEL:022-723-4077 FAX:022-723-4088


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発行元  :桜井充事務所
発行責任者:尾形 幸子
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