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桜井充メルマガ:「民主主義はどこへ行った」

2015年07月02日 (木) 18:04
 自民党の幹事長が若手議員に対して、「ちょっとした気の緩みが、大きな失敗を招く」という趣旨の注意を行ったという報道があった。本当に気の緩みだろうか。私は違うと思う。議員個人の本質だろう。このような人達が権力を握ったら本当に恐ろしい。
 
 権力者側が言論統制を行う。戦前の日本で行われたことである。今もまた、同じことを繰り返そうとしている。自分と違う意見を言う人を排除し、マスコミにも圧力をかけている。これは自民党の若手議員だけではない。その先頭に立って、言論統制を行っているのが、安倍総理である。
 
 自分の意見が全て正しいと安倍総理は考えているのだろう。学者や元法制局長官が憲法違反だと言ってもそれを聞こうともしない。本当に困ったことなのだが、それでも高い支持率を得ている。国民の皆さんは本当にそれで良いと思っているのだろうか。
 
 民主党政権はひどかった。だから自民党の方がまし。そういうことなのかもしれないが、しかし、民主党政権は憲法に違反する様な事は行わなかった。憲法を守ることは権力者に課された責務である。
 
 憲法99条には、「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負う」と定められている。これをないがしろにしている安倍総理に、総理を続ける資格はない。このままでは、日本の民主主義の崩壊を招いてしまう。早期退陣に追い込めるように努力していきたいと思う。
 
                                         参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】 
 桜井充秘書小林です。
 先月、ここで取り上げたギリシャ債務危機問題が未だに決着がつきません。
 ギリシャのチプラス首相とともに交渉の矢面に立つバルファキス財務大臣は元々、ゲーム理論とサブプライムローンショックが金融危機を引き起こし、ギリシャに大きな影響を与えると予想したことで名を馳せた経済学者で、2008年頃から「ギリシャは支払い不能であり、ユーロを離脱すべきである」という主張をしていました。大国の首脳を翻弄し、EUから最大限の譲歩を引き出している点では、したたかに交渉を進めているようにも見えますが、どういう外交戦略を持っているのかよくわかりません。ユーロからギリシャを脱退させようとしているのでしょうか。
 これまでの緊縮財政政策によってギリシャ国民が疲弊しているのも事実で、希望を失っている人にいかに頑張れと言っても、むしろ逆効果になるのと同じ状況なのかもしれません。いずれにしても、週末の国民投票でギリシャ国民がどういう投票行動に出るのかが大いに注目されます。(小林太一)