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桜井充メルマガ:「日本が危ない」

2015年07月09日 (木) 17:29
 安保法案の中身も十分に理解されていないにも関わらず、審議時間が何時間になったから、そろそろ採決するべきだという声が与党から聞こえてくる。審議されたかどうかは、その審議の中身によるものであり、時間で決められるべきものではない。
 
 医療の領域では、癌の手術を行った場合、癌が全て取りきれたか否かを判断しながら、手術を進めている。例えば、最先端の脳外科の手術では、MRIで確認しながら、全て取りきれたのか、機能障害は起こらないのか、様々な観点から物事を判断している。
 
 当たり前のことだが、何時間経過したから、手術を中止しようなどという判断はあり得ないのである。手術の中には簡単なものもあれば、難しいものもある。法案も同じで、誰しもが納得できるものに関しては、あまり議論する必要はないが、意見が分かれるものは、徹底的に審議をしなければならない。
 
 今回の安保法案は、憲法学者の多くが違憲だと認めている。さらに歴代の法制局長官も違憲だと認めている。このような法案を、ある程度の時間が過ぎたから、採決しましょうという事は、決して許されるものではない。
 
 安倍政権の暴走を止めたいのだが、悲しいかな、国会では数が足りない。安倍政権の暴走を止めるためには、安倍政権の支持率を下げるしかない。要するに、国民の皆さんの力で、止めるしか方法はない。
 
 マスコミに対する圧力といい、権力者の暴走といい、戦前に回帰しているのではないかと勘繰りたくなる。日本が再び戦争を行う国にならないようにするために、安倍政権の暴走を止めなければならない。
 
                                         参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 世界の市場が中国バブルの崩壊やギリシャ情勢等により大荒れです。
中国政府も売買停止や様々な政策によりパニックを沈静化させようとしていますが、大変厳しい状況です。その煽りを最も受けたのは日本株で、中国人投資家による換金売りが相次いでいるのか、他国の市場と比較しても郡を抜いた下げ幅です。この様子ではタワーマンションなどの不動産や中国人観光客の消費にも波及していくかもしれません。予断を許さない状況です。
 さて、前回のつぶやきで懸念していたギリシャの国民投票の結果は「NO」となりました。前にも述べましたが、EUの指示とおりに緊縮財政政策を行っても生活水準はよくならなかったわけで、NOを選んだ国民の気持ちも多少理解できるところもあるのですが、チプラス首相の態度はEU首脳を挑発するだけです。敵対的な発言ばかりするのではなく、感謝の姿勢を示しながら交渉すべきではないでしょうか。
 12日のEU首脳会議でギリシャの命運が決まりそうです。(小林太一)