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桜井充メルマガ:「安倍離れ」

2015年10月22日 (木) 18:02
 今、宮城県内では、県会議員選挙が行われている。以前は統一地方選挙と同じ時期に行われていたのだが、大震災の影響で時期がずれこんだ。肝心の有権者であるが、選挙カーに乗っていても、選挙らしい雰囲気は感じられない。
 
 特に仙台市内は盛り上がりに欠けている。都市部ということ、そして8月に仙台市議会議員選挙が行われたこともあってなのかもしれないが、投票率がどの程度になるかよくわからず、各陣営とも頭を悩ましている。
 
 その中で興味深いことがあった。選挙カーでいろいろな地区を回って街頭演説を行っている時に、女性の方から声をかけられた。これまで自民党を応援していたのだが、安倍総理の政治姿勢に不安を感じ、民主党を応援しようと思っているということだった。彼女だけではなく、彼女の親しい女性も同じ意向であるらしい。
 
 ある個人演説会の会場では、男性の方から、私は今でも自民党の他の候補者を応援しているのだが、安倍政権に嫌気がさし、今度の新人の候補者はどのような人か見てみようということになり、私が代表としてきたのですと言われた。彼は決してスパイではない。スパイであれば、名乗ることはないからである。
 
 確実に、少しずつではあるが、安倍政権から距離を置く人たちが増えている。しかし、民主党の支持率が上がっているのかというと、そうでもない。その男性の方から、こうも言われた。民主党は、党内部の仲が悪そうに見える、と。
 
 確かに、民主党は一つの政策が食い違うだけで、あいつは駄目だといって嫌い合う傾向にある。それに比べて、最近は変わってきているようだが、昔の自民党なんかはおおらかで、一つでも政策が一致すると仲間だと認めて団結してしまう。
 
 細かいことは気にせずに、大同団結する努力をしなければ、信頼回復は難しいのかもしれない。
 
               
                                        参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 TPPについてようやく政府から資料が公表されてきました。
 中身を見てみると、重要5項目(米、麦、牛・豚肉、乳製品、甘味資源作物)において586品目のうち、174品目の関税が撤廃されるとのことです。実に3割にのぼり、国会決議に反していることは明らかです。多くの農家や畜産家の方々が不安に感じているのは当然で、多くの不安の声がこちらにも挙がってきています。先日の交渉時に日本は早々に合意の見通しを発表した一方、他国はさらに粘ってそれぞれの国益を追求したことで会議は延長されました。「合意ありき」の交渉では国益を勝ち取ることなどできるはずがありません。足下を見られて当然です。自民党の公約の「重要5品目を守る」はどこへ行ったのでしょうか。
 本来であればこのTPPや経済、マイナンバーなどたくさんの議論すべき問題が山積みのはずなのに、臨時国会は開かれません。新しく信任された大臣にいろいろな問題が見つかったからとはいえ、これでいいのでしょうか……。(小林太一)