桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「大震災から5年」

2016年03月10日 (木) 15:27
 明日で、大震災から5年が経過します。改めて、お亡くなりになった皆様に衷心より哀悼の誠をささげます。また、未だ行方不明の方がたくさんいらっしゃいます。一日も早く家族のもとに帰れるようにお祈り申し上げます。

 5年たっても、仮設住宅で暮らしている方がおられますが、正直言って震災当時、ここまで日数がかかるとは思っていませんでした。このこと一つとっても、私たちの想像を超えた大きな災害であったのだと感じています。

 大震災は不幸な出来事ではありました。しかし、これからは、このことをプラスに転じて行けるように努力することこそが大切だと思っています。
 
 例えば、亘理や山元地区はイチゴが有名でした。地植えが主体でしたが、農地の塩害による被害もあり、水耕栽培に変わりました。
 
 水耕栽培により、農業は一変しました。地植えの時には、かがんで作業しなければならなかったので、腰に負担がかかりましたが、水耕栽培によってそれも解消されました。栄養分の濃度調節により、より品質の高いイチゴが作れるようになっています。
 
 女川町は、町として壊滅的打撃を受けました。しかし、ゼロからの街づくりにより、コンパクトシティの実現を目指しています。このことにより、住民の皆さんにとって、生活しやすい街に生まれ変わって欲しいと願っています。
 
 完全な復興にはまだまだ時間が必要です。一日も早い復興を目指して、地元の国会議員として努力していきます。
 
                          参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
 櫻井充秘書小林です。
 明日で東日本大震災が起きてからちょうど5年となります。犠牲となられた方々とご遺族の皆さまに改めてお悔やみを申し上げます。また、被災された方々、避難されている方々に心からお見舞いを申し上げます。
 ご存じのとおり、我が国は世界的にも大災害が発生する可能性が大変高い国であり、再保険会社「スイス・リー」が発表した「自然災害のリスクが高い都市トップ10」を見ると東京・横浜、大阪・神戸、名古屋がトップ10に入っています。大災害は必ず起こると考え、備えることが大切です。震災後、被災地域を歩いたとき、津波の到達ラインに沿うように神社が残っていたことに驚いた記憶があります。これは我々へのメッセージだったのかもしれません。
 東日本大震災で起きたことや教訓をしっかりと後世に語り継がねばと改めて強く思います。(小林太一)