桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「来週には」

2016年06月16日 (木) 17:21
来週の今頃は選挙戦が始まっている。安倍政権の暴走を止めるためには、絶対に勝たなければならない選挙だと考えている。
 
昨年成立した安保法案は、明らかに憲法違反である。憲法を無視している総理は、私が知っている中では安倍総理だけであり、これだけで総理に値しないと考えている。何故ならば、憲法は権力者を縛るための手段だからである。
 
アベノミクスに期待しない国民の皆さんが増えてきている。それは、恩恵がないだけではなく、アベノミクスの副作用で苦しんでいるからである。給料が上がらない、そして年金の支給額が増えない中で、物価だけ上がっている。
 
国民の皆さんがアベノミクスはおかしいと思いながら、安倍総理の支持率が下がらないのは、民主党政権がひどすぎたこともあるが、それとともに、マスコミの影響も大きい。何故ならば、安倍政権は、マスコミに圧力を加え、都合の悪いことは報道しないからである。
 
参議院選挙は、政権選択の選挙ではないが、今回の選挙は、安倍政権の方向性が本当に良いのかを問う選挙なのだと思う。
 
2人区から1人区になり、本当に厳しい選挙戦になると思う。巨大与党の自民党の力は強いが、宮城県民の良識を信じて戦うだけである。
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
日銀政策決定会合で金融政策が「現状維持」となったのを受けて、日本の株式市場は大暴落し、為替も大幅に円高になりました。昨日のイギリスの株価は上がっていることから、世界的に大きな話題になっているイギリスの国民投票とは関係なく下がっていることは特筆すべき点です。
三本の矢は的に当たるどころか、次々と国民生活に刺さっているようです。金融政策決定会合の度に株価が暴落するような国は、日本だけです。
過度な追加緩和政策の行き着くところは何が待っているのでしょうか。金融政策の限界が来ているように思えてなりません。(小林太一)