桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「​今年初めてのテレビ入りの質問でした」

2017年03月30日 (木) 18:15
 
雪崩で犠牲になった皆様に衷心より哀悼の誠を捧げます。また怪我をされている皆様の一日も早い回復をお祈りいたします。今回の事故は防げたものだったかもしれません。再発防止も含めて、十分な検討が必要だと思います。
 
月曜日、久しぶりにテレビ入りで質問に立ちました。国家戦略特区を中心に質問しましたが、この特区はまさしく利権の温床であることが分かりました。新設医学部、そして新設の獣医学部も本当におかしな点だらけです。
 
その他にも特区に指定されている地域や事業がありますが、とても特区法の趣旨にかなうとは言い難い提案が多数あります。参議院の中に対策チームが出来上がり、私がそのトップを務めることになっています。悪事を暴けるように努力していきたいと思います。
 
東京は桜の花が咲き始め、春の装いです。明日からプロ野球も始まって、春本番という感じです。我が楽天は岸投手を補強し、安楽投手が成長していたので、期待していたのですが、安楽投手が怪我で離脱。岸投手はインフルエンザで、スタートから躓いています。地元ファンとしては、この逆境を乗り切って欲しいと思っています。
 
サッカーのベガルタ仙台は好調で、アンバサダーの平瀬さんが今年のチームは面白いとおっしゃっていましたが、実際そのようになっています。好調を維持して欲しいと願っています。
 
最後に、スポーツの話題だけになってしまいましたが、稀勢の里の優勝には感動しました。本当におめでとうございます。大関時代にはここ一番に弱く、なかなか横綱になれませんでしたが、横綱になってから一変しました。怪我の後遺症が残らないことを祈りつつ、今後の活躍に期待しています。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です
米国で発見された短刀が吉田松陰の短刀だと判定され、注目を集めています。他国へ渡った文化財が長い年月を経て再発見されたことに、驚くとともにロマンを感じます。
しかし、こうして手厚く保護される文化財があるいっぽうで、その価値に気づかれないまま失われてしまう文化財も多くあります。古文書ひとつとってみても、日本列島に現存する資料は約20億点にも及ぶとのこと(神戸大学の奥村弘教授の試算)。ほとんどが個人宅や倉に所蔵されている資料であるために、世代交代や引越しを機に廃棄されてしまうことも多いそうです。それよりは博物館に寄贈していただければと思いますが、そこにも収蔵スペース不足という課題があります。日本博物館協会によると、全国の施設のうち約半数が「ほぼ満杯」や「収蔵庫に入りきらない」という差し迫った状況であるようです。
文化財を巡る諸課題について、改めて勉強してみたいと思います。(庄子真央)