桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「稲田防衛大臣は即刻辞職するべきである」

2017年04月20日 (木) 19:23

 
北朝鮮と米国との間の緊張感が高まっている。勿論、隣国である日本が無関係であるはずがない。正確に言えば、アメリカ本土が戦禍に巻き込まれることはほとんどないが、日本や韓国はかなり危険である。
 
そうであって欲しいのだが、米国も北朝鮮も本音は戦争をしたくないと思っているはずである。米国も本土が攻められることはないだろうが、在日米軍や在韓米軍の軍人が犠牲になる可能性があるからである。そして中国も本音は同じだと思う。
 
北朝鮮国内の状況で、これまでと大きく違っている点がある。それは中国との関係である。北朝鮮の貿易の主力は石炭で、主な輸出先が中国であり、中国とは良好な関係を築いてきた。
 
しかし、金正恩主席に代わってから、関係は決して良くなくなった。金主席はまだ中国を訪問していない。中国にとって、北朝鮮は韓国や米国の緩衝地域であり、大事な隣国なのだが、現在は言う事を聞かない困った国でもある。
 
このような緊張状態の中で、政府がどのような対応を取るのか、当然協議はされていると思う。軍事作戦である以上、全ての作戦を表にすることはできない。それは当然のことなのだが、稲田防衛大臣はどの程度の危機感を持っているのだろうか。
 
何故ならば、このような状況の中で、GWに外遊するらしいからである。自衛隊のトップは総理ではあるが、実質の責任者は防衛大臣である。危機感のない防衛大臣に我が国の安全を守れるはずがない。即刻辞任して頂きたいと思うのは、私だけだろうか。
 
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
「2020年展示会場問題」をご存知でしょうか。東京五輪において、東京ビッグサイトが国際放送センター・メインプレスセンターといったメディア施設として使用予定にあることに伴い、例年開催されている展示会のほとんどが中止を余儀なくされる問題です。
意外に知られていませんが、メディア施設は数あるオリンピック・パラリンピック関連施設の中でも最もスペースを取り、稼働期間も一年以上と長期に渡ります。既存施設の転用はそのまま既存の経済活動の支障となるため、リオ、ロンドン、北京などの大会では、仮設施設を新築し、大会後には展示会場などに転用する方式がとられました。
ところが、東京五輪では年間約300件もの展示会が開催されている東京ビッグサイトが利用される計画になっています。日本展示協会によると、展示会の開催規模縮小・中止によって損なわれる売り上げは約1兆2千億円以上。出展者の95%以上を占める中小企業にとっては死活問題です。2020年以降の日本経済にも影響を及ぼす問題ですが、豊洲市場移転問題に隠れてか、いまひとつ露出が少ないことが気がかりです。(庄子真央)