桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「予想通りでした」

2017年08月10日 (木) 19:21

内閣改造に対する世論調査が行われた。先週のメルマガに書いたとおり、安倍総理に対する信頼が落ちているのだから、支持率はあまり改善しないと思っていたが、予想通り、相変わらず支持よりも不支持の方が高かった。今こそ安倍政権を倒す最大のチャンスである。我が党の早く体制を立て直し、早期の臨時国会を求めていきたいと考えている。
 
マスコミの報道によれば、加計学園の認可が保留になる可能性が出てきた。ただし、保留になっても10月ぐらいに認可が下りる可能性もある。大学設置審の良識が問われ続けることになるのだと思う。
 
獣医学部新設のための4条件を満たしていないにも関わらず大学設置審にかけられること自体が問題なのだが、かけられた以上、どのような結論が出されるのかに注目していきたいと思う。
 
国会審議では、山本前地方創生担当大臣が、「加計学園は東大や北大よりも上だ」とも取れる趣旨の発言をされていた。しかし加計学園のオープンキャンパスの資料には「ワンランク上の国公立大学を受験することも可」と書いてあり、自ら国公立大学の方が上であることを認めている。
 
このような獣医学部を作る必要はないはずである。総理のお友達が経営しているという理由で認可されるのだとすればおかしな話だ。認可されれば、毎年私学助成金という税金が投入されることになる。これこそ税金の無駄遣いであり、絶対に阻止しなければならないと考えている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
英国のEU離脱、米国での大統領選挙を経て、「ポスト・トゥルース」や「フェイクニュース」といった言葉がずいぶん身近になりました。虚偽であっても個人の感情に訴えかける情報がより強い影響力を持ち、真実同然に広まっていく状況の一因には、既存のメディアに対する信頼度の低下があると言われています。新聞通信調査会の「メディアに関する全国世論調査」(信頼している場合を100点、信頼していない場合を0点として評価)を見てみると、新聞が68.6点、NHKテレビが69.8点、民放テレビが59.1点、インターネットが53.5点。アメリカに比べれば高い水準にありますが、どのメディアも点数は年々減少傾向です。誰でも情報が発信でき、またアクセスできる社会にあって、メディアによらず、疑わしい情報を疑わしいと気付けるための下地を作ることが第一であるのだろうと思います。(庄子真央)