桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「我が党をどうするべきか」

2017年11月16日 (木) 19:23

組織委員長を拝命したが、今度は、森友・加計学園追及チームの座長に任命された。昨日第一回の会合を開いたが、政府の説明はひどかった。何故ならば、大学設置審の議論の情報公開は不十分であり、役所は国民の知る権利を保障しているとはとても思えなかったからである。
 
さて、民進党の支持率は1%台であり、国会議員の数で言えば、野党第一党なのだが、支持率では野党の5番目に落ちてしまった。この民進党をどのように再生するのか、それが私たちに課せられた課題である。
 
地方議員の皆さんとの意見交換では、地方組織を残して欲しいという声が圧倒的である。この声に応えるべく、県連組織は維持することにした。問題は財政的支援である。何故ならば、県連を支えるために国会議員がお金を拠出していたが、その国会議員が激減してしまったからである。
 
一方で、再来年統一地方選挙が行われる。この選挙を民進党で戦おうと思っている地方議員がほとんどいないのも事実である。この支持率の政党で戦えば、明らかに不利になることを知っているからなのだと思う。
 
地方組織を残して欲しいという一方で、この党では戦えないという矛盾を解決するためには、やはり党の支持率を回復していくことである。あるいは、新しい党を立ち上げなければならないのではないかという声もあって、そういった意見があることも含め、安倍政権を倒すためにどのような政党に生まれ変わるべきか、仲間と検討していきたいと考えている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井充
 
 
 
 
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
座間での事件を受け、政府は自殺に関する不適切なサイトや書き込みの削除・制限等の規制の検討を始めました。容疑者と被疑者らがネットを通じて接点を持ったことは確かですが、単なる規制は抜本的な解決にはならず、規制して、規制から逃げて、といういたちごっこになるのではないでしょうか。
朝日新聞が11月4日の朝刊で、7月の九州北部豪雨においてツイッターで発信された救助要請を分析していました。当時、少なくとも224件のツイートが約4200万の利用者に広まったものの、実際に警察や消防に通報され、救助に結びついたのは1件のみ。災害時の緊急手段としてSNSが活用される一方で、それを救助に繋げる仕組みが整っていない現状が浮き彫りにされています。
自殺に関する書き込みについても同様に、そうした発信をキャッチするアンテナや、受け皿づくりを進めなければならないと思います。(庄子真央)