安倍総理が平昌五輪に出席することになった。良かったと思うし、素直に評価したいと思う。アメリカの意向もあるだろうし、世論の後押しもあるのだろうが、五輪は平和の祭典である。そこに政治を持ち込むべきではない。
五輪を契機に南北で話し合いのチャンネルが再開した。アメリカもこれをきっかけに話し合いができればと言っているが、相変わらず安倍政権だけは強硬姿勢を崩していない。圧力だけで解決できると考えているのならそれを続ければ良いと思うが、たとえ圧力をかけていったとしても、最後は話し合いである。
安倍総理や河野外務大臣は圧力一辺倒だが、北朝鮮と戦い続けないと何か不都合があるのだろうか。アメリカや韓国、そして北朝鮮の方向性はまったく違っている。各国とも話し合いで解決する方向に向かっているのだから、日本も圧力一辺倒ではなく、方向転換するべきではないのかと思う。
話は変わるが、全日本卓球選手権での張本君は本当に強かった。私は張本君と同じ仙台出身で、かつ宮城県卓球協会の顧問も務めさせて頂いている。心からお祝い申し上げたいと思う。彼の才能と、誰にも負けない練習量で、史上最年少で日本チャンピオンになった。本当にすごい事だと思う。
その中で、彼の特徴である「チョレイ」の掛け声に色々意見があるようだ。私は学生時代卓球を行っていたが、気合が入っている試合ほど、声が出てしまった。中学生が大人に全力で向かっていって、自然に声が出ているのだから、そのぐらい認めてあげたらどうだろうか。
彼が大人になって、本当の実力者になった時には、それなりの振る舞いも求められて仕方がないと思う。繰り返しになるが、彼はまだ中学生である。さらに言えば、今私が対戦相手であったとしても、私はあの掛け声は不快だと思わない。彼の掛け声を問題にするのではなく、彼がこれまで努力してきた姿勢を評価するべきではないのかと思う。
参議院議員・医師 桜井 充