桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「徹底審議 」

2018年06月21日 (木) 20:46

18日月曜日、大阪で大きな地震が起きた。お亡くなりになられた皆様に衷心より哀悼の誠をささげます。また、被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できるように努めていきたいと思います。
 
この地震で、小学生の女の子が、本当に気の毒な原因で犠牲になった。崩れた塀は違法建築で、かつ少しずつ傾いていたらしく、地震が起これば崩落の危険性があったものが放置されていた。他にもこのような場所がないのか早急に調査し、対処しなければならない。
 
話は変わるが、国会の会期が32日間延長になった。私は議運の理事として、野党ではあるが、会期末までに重要法案を審議できるように、日程に関して協力してきた。しかし、結局大幅に会期が延長されることになった。
 
参議院では、重要法案は審議中ものや、これから審議に入るものもある。会期を延長したのだから、強行採決を行わず、徹底的な審議をお願いしたい。安倍総理は、予算の集中審議は勘弁して欲しいという趣旨の発言をしているようだが、国会軽視も甚だしい。
 
国会の日程に関して質問すると、「国会の日程は国会でお決めになること」と答弁しているのだから、国会で決めた日程に従っていただきたい。法案以外にも重要な案件があるのだから、総理には国会で説明を果たす責任がある。
 
渦中の加計孝太郎理事長が、初めて会見に応じた。しかし、時間が短いだけではなく、マスコミに会見時間を通告するのも遅く、尚且つ、大阪で大地震が起こった後で、この姑息なやり方を見れば、如何に怪しいかが良く分かる。このやり方は、日大のアメフトと一緒である。
 
総理は膿を吐き出さなければならないと発言されているのだから、私たちが要求しているように、森友・加計学園の集中審査を行うための、特別委員会を設置するべきである。この問題にけりをつけて、我が国が抱えている重要案件の審議をするために、私たちの提案を受け入れて欲しいと思う。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
大阪北部地震によって犠牲になられた方々に謹んでお悔やみ申し上げると共に、被災されました皆さまに心よりお見舞い申し上げます。先週のメルマガで宮城県沖地震、岩手・宮城内陸地震に触れたところでもあり、震災はいつ起きるかわからないものと痛感いたします。一日でも早い復旧・復興のため、桜井とともに取り組んで参ります。
国会が延長となりました。参議院で審議中だった働き方改革関連法案においては、つい先週の議論によって、高度プロフェッショナル制度の適用対象となる基準のひとつである「年収」の根拠があまりにも薄弱であることが明らかになりました。「裁量労働制」の問題が多くの方に知られ、結果として取り下げられたように、高度プロフェッショナル制度もまた議論するほどに杜撰さが際立つ法案であることを、ぜひ知っていただきたいと思います。(庄子真央)