桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「原点に返って」

2020年01月01日 (水) 10:16

 明けましておめでとうございます。昨年中は大変お世話になりましてありがとうございました

 

 昨年は私にとって、大きな分岐点となる年でした。それは、国民民主党を離党し、無所属になったからです。年前の総選挙で当時の民進党は、希望の党、立憲民主党、無所属の会、そして私が所属していた参議院民進党に分かれました。その分裂がなければ、今も民進党の国会議員として活動していたと思います。

 

 分裂して以降、多くの皆様から様々なご意見を頂戴しました。全ての皆様の意見が同じであれば悩むことはありませんでしたが、その方向性は様々でした。悩んだ末、私が出した結論は、私が医師から政治家に転身した時の原点に返るということでした。

 

 当時の私は医師として地域医療に携わり、やりがいを感じた一方で、医師としての限界も感じていました。例えば、気管支喘息やアトピー性皮膚炎等のアレルギー疾患は、薬を使えばコントロールは可能でしたが、食生活や環境問題、そして住宅問題等根本的な問題が解決していないので、患者さんは増え続けていました。そんな時に、薬害エイズの問題に対して、患者さん達を政治的に救済し問題を解決したことを知り、政治家になりたいと強く感じ、皆様のおかげで当選させて頂きました。

 

 私はこれまでも、講演等で多くの皆様に対して、悩んだ時こそ原点に返るべきだとお話しさせて頂いてきました。自分自身がそのような立場になったのですから原点に返って、答えを出すことは当然のことです。

 

 私は初当選以降、閉塞感のある我が国を立て直したい、そして愛する故郷の発展のために働きたい、この原点を忘れることはありませんでしたが、改めて、このことが実現できるように努力して行きたいと考えています。政治的な立場はどのようになるか分かりませんが、自分自身の考え方を変えることなく、皆さんの期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。改めまして、ご支援賜りますよう心からお願い申し上げます。

 

 今年もよろしくお願いいたします。

 

参議院議員・医師 桜井 充