桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「猛暑のようです」

2010年07月22日 (木) 17:00

毎日暑い日が続いています。熱中症にならないように注意してい
ただきたいと思います。

 さて、来年度予算に関して、与党内での調整が続いている。新し
い政策調査会が出来上がり、連日議論を行っているのだが、多額の
借金を抱える中で、景気回復を行っていかなければならないという、
極めて難しい調整を強いられている。

 昨年政権が交代したのだから、予算の大胆な組み替えを行うべき
である。これは、国民の皆さんの民意なのだから、もっと自信を持
って積極的に行うべきであり、そうでなければ、政権が交代した意
味などない。

 話は変わるが、新しい議員会館が出来上がり引っ越しすることに
なった。広くなったことに対して問題視する人たちもいるのだが、
私の事務所のように、多い日は私を除くスタッフが4人の時もあり、
狭い部屋で、これまでスタッフの人たちには苦労を強いてきた。そ
ういう意味では、ありがたいことだと思うし、是非現場を見にきて
いただきたいとも思う。

 広くなったことは良いことなのだが、昨日とある議員の部屋に行
ってみると、すぐに具合が悪くなった。シックハウス症候群である。
どのような材料を使ったのかわからないが、最近、ここまで酷い化
学物質の臭いのする新築の住宅に入ったことはない。

 この調子では、私は当分新しい会館に入れそうもない。8月上旬
に引っ越す予定だが、とりあえず、それまで換気扇を回し続けたい
と思う。さらに、私だけではなく、この新会館で働いて、化学物質
過敏症になる人が出ないように祈っている。

 前述したが、このような議員会館の広さなどの問題が起こるのも、
国会議員がきちんと仕事をしていないととられているからである。
そういう意味で、これまで以上に、きちんとした活動を行っていき
たいと考えている。
                 参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
  桜井充秘書小林です。
  猛烈な暑さが続いています。小生も暑さにやられ、眠気覚ましの
栄養ドリンクで気合をつけている今日この頃です…
 さて、先日、「人間の脳が集中力を発揮できるのは、朝目覚めて
から13時間以内であり、集中力の切れた脳は酒気帯びと同程度の、
さらに起床後15時間(ここの例でいえば21時)を過ぎた脳は、
酒酔い運転と同じくらいの集中力しか保てない」(東京大学 島津
明人教授)という内容の記事を読みました。単純に朝7時起床なら
20時以降は集中力が低下するということで、残業時間に行う仕事
は基本的にはパフォーマンスが極めて悪いということになります。
日本国内での睡眠障害(睡眠不足・睡眠時無呼吸症候群等)による
経済損失は3兆5千億円と言われていますが、確かに眠気を抑えて
夜遅くに渾身の力をこめて書いたはずの文書を翌日見直すとボロボ
ロだったり、名案が浮かんだと思ったアイデアが“迷案”だったこ
とが多々ありました。
 北欧諸国では仕事を夕方に終え、みんな帰ってしまうにも関わら
ず、経済競争力が大変強いことを考えると、残業が経済に与える影
響やなぜ日本では残業時間が長いのか等について勉強してみようと
思う今日この頃です。(小林太一)