桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「危機意識はあるのか」

2010年08月26日 (木) 18:19
 火曜日、小沢先生に会ってきました。直接二人でお会いするのは
初めてで、私にしては珍しく緊張しておりました。

 私は、現在大きく3つの課題を抱えていると考えています。第一
に、現下の経済の問題です。第二に、国民の皆さんの政治に対する
不信感、そして内輪の話で恐縮ですが、内部の不協和音が続いてい
ることです。

 この点に関して、私なりの考えを申し上げたところ、特に、せっ
かく政権交代したのに、官僚の言いなりで、思い切った改革ができ
ずに、国民の皆さんは失望しているだろうなとおっしゃっていまし
た。

 私との話し合いの時間は20分程度の予定だったと思うのですが、
話が弾んで1時間程度に及びました。最後に、俺は酒を飲むことも
好きだから、声をかけてくれとも言われました。

 さて、現在の経済情勢ですが、私は緊急での経済対策が必要だと
感じています。円高、株安、アメリカ経済の減速、どの点をとって
も明るい見通しがないのですから、国内での内需の拡大に取り組む
ことは当然のことだと思います。

 今朝も、地元の支援者の方から、民主党政権は何をやっているの
だろう。こんなことをしていたら、日本は大変なことになりますよ。
閣僚の皆さんにしっかりするように伝えて欲しいとも言われました。

 民主党の私が言うのも変に感じられるかもしれませんが、麻生内
閣の経済対策は、一時的ではあるけれど、結構効果があったと思う
のです。例えば、エコカー減税、エコカー補助がその代表例です。

 この減税や補助金が9月で切れるように、他の対策も息切れ状態
になっています。要するに、日本の経済は自律的な回復基調にある
のではなく、政府の対策によって押し上げられていたという認識を
持つべきなのです。

 もう直ぐ代表選挙が行われますが、日本経済をどうするのか、日
本の将来像はどうあるべきかという政策論争を行い、そのことを着
実に実行できる人が代表になるべきです。支持率や総理が変わるこ
とや政治と金の問題、党内融和等様々な意見があることは分かって
いますが、私は本当の意味で、日本を再生できる人を応援していき
たいと考えています。

                 参議院議員・医師 桜井 充
  【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 子宮頸がんワクチンについての政策が議論されている中、個人的
に性感染症について勉強してみたのですが、大変驚く論文がありま
した。旭川医科大(2004)の調査によると、高校生の1割が性
感染症であるクラミジアに感染していたということです。クラミジ
アは不妊症の原因の一つでもあり、ここまで蔓延しているとは正直
驚きでした。
 驚きのあまり、小生も塊より始めなければと、検査に踏み切って
みました…結果はシロでした!^^) v
 ちなみに梅毒という性病を世界に蔓延させたのはコロンブスの率
いた探検隊であるという説が最も有力だそうです。20年あまりで
梅毒は世界を一周し、戦国武将の加藤清正や前田利家の息子、前
利長も梅毒で命を落としたとか。性病はなかなか触れにくい内容で
はありますが、あえて真剣に勉強してみようと思います。
(小林太一)