桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「明日の予定がわからない」

2010年10月07日 (木) 16:41
 忙しい毎日が続いている。何が大変かと言うと、明日の予定がわ
からないことで、毎日その日暮しを続けていることである。私は平
日でも地元に帰っていたのだが、予定が立たないので、今は全く地
元に戻れなくなってしまった。

 補正予算の作業が大詰めを迎えている。主計官とどのような観点
で査定しているのか話し合いをしながら、補正予算を策定している。
彼らの問題意識は、私が日ごろ考えている点とかなり共有できる。

 このようなことを書くと、すぐに役人に取り込まれていると言わ
れそうだが、それは全くない(笑)。現在彼らにぶつけている疑問点
は、適切な予算を組んでいるとすれば、何故社会が変わらないのか、
もう少し具体的に言えば、何故景気が良くならないのか、そして税
収が上がらないのかということである。

 財政再建のためには、無駄な支出をカットすることが大切である
ことは言うまでもないが、財政支出を行うことにより、経済が活性
化し、税収が支出よりも多くなることがもっと重要である。

 これまで組まれていた予算が適切であるとするならば、景気が回
復しないのは、予算執行の問題なのだろうか。どこに問題があるの
か分析しなければ、現状から脱却することはできない。その意味で、
これから税金の使い方について、議論を行っていきたいと考えてい
る。

 日銀が、思い切った政策を実行した。この点について、私は評価
したいと思うし、日銀の政策が効果を上げることができるように、
政府も適切な政策を打たなければならないと考えている。

 これまでも述べてきたことだが、日銀がいくら金融緩和政策をと
っても、金融庁の政策がそれに連動しないのでは、いつまでたって
も中小企業に対する貸し渋りや貸しはがしは改善しない。政府系の
金融機関の在り方も含めて、検討するべき課題は多いと感じている。
課題は山積しており、一つでも多くの課題を解決できるように頑張
っていきたいと思う。
                 参議院議員・医師 桜井 充

  【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 先週末、財務副大臣櫻井充(実は心療内科医でもある)の同行で
摂食障害に関する学会に行く機会がありました。摂食障害について
大変勉強になりました。
 ところで、摂食障害になるきっかけは親との関係不良や、対人恐
怖、その他の様々なものがありますが、その中の一つとして過度な
ダイエットがあります。よく広告などで「一瞬にして痩せる」等の
過激なキャッチフレーズで宣伝されている薬が多く販売されていま
すが、薬事法違反の物や、下剤や食欲を減退させるものでしかない
ものが多いように思います。
 そもそも、食事を減らすだけでは、本質的な身体の美しさを得る
ことはできません。痩せているように見えるモデルさんや女優さん
も、腹筋背筋を一日100回継続している等の話をよく聞きます。沢
村一樹氏が演じていた小生の尊敬するセクスィー部長談ですが、
「セクシーは一日にしてならず」ということは肝に銘じなければな
らないと思います。
 引き締まった素敵な体をつくるには適度な食事と共に、有酸素運
動が必ず必要です。例えば小生の趣味であるサルサや社交ダンス、
カロリー消費が脳の次に多い太ももを鍛える運動をすることはセク
シーな体と豊かな精神をゲットできる近道であると思います。
(小林太一)