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桜井充メルマガ:「メリットを生かしてこそ道は開ける」

2011年08月25日 (木) 18:40
 金融機関に対する自己資本比率規制というルールがある。これは金融機関の健全性を表す指標と言う事になっているが、実際の導入のきっかけは、日本の金融機関の貸し出しを抑制するためだった。
 懐かしきバブルの頃、日本の金融機関の海外進出はすさまじく、貸出残高の上位行を日本の金融機関が多数占めていた。そのために、自己資本比率規制が導入されたのである。導入された当時の金融機関の自己資本比率は30%程度で、8%以上が健全行とされていたので、この制度を受け入れたのである。
 しかし、バブルが崩壊し、あっという間に自己資本は減少した。何故ならば、自己資本の中には、土地や株式の含み益が入っていたからで、バブル崩壊によって、その含み益は吹っ飛んでしまったからである。
 さて、現在日本は円高で苦しんでいる。これは輸出企業にとっては大きなマイナスではあるが、強い円を使って、企業を買収する、あるいは資源の確保を図っていくという点では追い風になっている。
 民間ではすでに円高メリットを生かして、海外に投資しているのだが、政府ももっとこの後押しをするべきであると考えていた。今回、円高対策として、外為特別会計の資金を活用して、海外投資の支援を行う事にした。
 このことにより、円高であることが、世界経済のバランス上適切なことなのか、各国に判断を迫りたいと思っている。冒頭に、自己資本比率規制の件に関して述べたが、日本の利益が多くなれば、世界はそれを抑える方向に動いてくる。
 そのような行動を取らせるためには、円高メリットを生かして、ジャパンマネーが世界を席巻することが重要である。円高だから何とかしてくれでは足元を見られるだけであり、円高だからこそメリットが大きいという事を示してこそ、次の交渉に進めるのだと考えている。

                          参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 仙台市選挙管理委員会が仙台市議選(投票日は28日)の立候補者の政策や経歴等を記載した選挙公報を全国で初めて掲載したとの報道がありました。
http://www.city.sendai.jp/senkyo/1196691_2477.html
 なかなか盛り上がっていないと言われる今回の仙台市議選ではありますが、これからの仙台の未来を踏まえた復興政策などが問われてくる重要な選挙です。是非、選挙公報等で各候補者の政策をご覧いただき、ご判断して頂ければと思います。
 さて、タレントの島田紳助氏が反社会的勢力とのつながりがあったとの理由で引退することとなりました。反社会的勢力は様々な業界に侵食しており、いわゆる「インテリやくざ」というのも増えています。震災復興に関しても様々な形で食い込んでくることが予測されています。
 皆様、くれぐれもご注意くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。何か情報がありましたらご連絡ください!(小林太一)