桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「復興に向けて」

2011年12月29日 (木) 16:05

  今年も残りわずかとなりました。皆さんにとって、今年はどのような一年だったでしょうか。私の中では、3月11日の大震災が全てと言っても過言ではありません。改めて、お亡くなりになった皆様に心からお悔やみ申し上げます。また、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
  3次補正も成立し、復興に向けて本格的に動き出しました。これは予算が成立したというだけではなく、方向性が示されたことも大きかったと思います。どこまで国がお金を出してくれるのだろうか、これが地方自治体の最大の悩みでした。大半を国が面倒をみますよ、これが三次補正のメッセージです。
  このことは、4月の段階でほぼ固まっていました。財務省内での議論において、民間や地方自治体には限界があり、最終的には国が面倒をみなければならないことを、官僚と確認していたからです。財源が確保できないうちは、方向性を示せないという財務省の姿勢は、財政当局としては当たり前のことなのかもしれませんが、メッセージの遅れが、復興の遅れにつながっている事は否めません。
  日曜日、東松島市に行ってきました。その時に言われた事は、「桜井さんに4月に言われたようになった。それ以上かもしれない。」という事でした。漁協の前には、グループ補助金を活用して作られた、漁船が並べられていました。
  官僚には言えないことでも、政治家なら発言できることがあると思います。これが政治主導だと私は思うのです。今後の復興の方向性をもっと明確に発信するべきです。その事が、被災地の皆さんの安心にもつながるし、勇気になるのだと思います。
  来年は難しいかじ取りを強いられると思います。政治家として大変な場面が続くと思いますが、一方でやりがいのある時代なのだと思います。与党の政策責任者の一人として、この難局を乗り切るために頑張っていきたいと思います。来年もよろしくお願いいたします。
                  参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 本年も多くの方々にお世話になり、誠にありがとうございました。また、今年は東日本大震災をはじめとした自然災害をはじめ、円高、そして世界金融危機等のたくさんの難題がふりかかり、小生の人生の中でも今年ほど慌ただしい一年はありませんでした。
 さて、来年は辰年です。実は、辰年は、他の干支の中でも最も株式のパフォーマンスがよいことで知られています。この背景にはアメリカの大統領選挙との関連性があると言われていますが、来年はアメリカやロシアをはじめ、様々な国で今後の世界の行く末を決めるような大変重要な選挙が行われます。油断ができない日々が続きそうですが、なんとか笑顔を忘れず、来年も頑張って参ろうと思います。
 皆様、良いお年をお過ごしください。来年もよろしくご指導の程お願い申し上げます!(小林太一)