桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「今年こそ良い年に」

2012年01月05日 (木) 22:21


 今年も、昨日の塩釜魚市場の開場式から仕事が始まった。昨年の震災で大きな被害を受けたが、関係者の努力で早期の復旧を果たした。関係者の皆様の努力に心から敬意を表したいと思います。
 昨年の水揚げは100億円を超え、一昨年より水揚げ高は増えている。これは、気仙沼や石巻といった県内の漁港が十分機能していないなかで、その受け皿になったからである。この点を考えると素直に喜べることではなく、今後マグロに頼らない漁港としての対策をとっていく必要性があると考えている。
 1時から仙台市と商工会議所共催による新年のつどい。与党になって3年目。野党の時と比較して、名刺交換する人の数が増えている。夕方から、大崎市の新年会。横綱白鵬が参加。相撲ファンの私にとっては、たまらないお年玉だった。
 今朝は6時半から、仙台市中央卸売市場の初せり。朝の苦手な私にとって、二日連続で5時起きは辛い。その後、新年のご挨拶周り。夕方から、連合宮城、そして県医師会の新年会。わずかではあったが、診療報酬がプラス改定になったのは大きかった。
 明日は朝から、社会保障・税検討本部の会合が予定されている。ゆっくり県内を回る時間もなく、国会での会議が続く。忙しく働いている割には、国民の皆さんからの評価は決して高くはない。
 これは、国民の皆さんが望んでいるテーマに対して、きちんと答えを出していないからだと思っている。やるべきことは2つ。景気を回復し雇用を安定させ、現在の不安を払拭すること、そしてもう一つは、社会保障制度を安定させ、将来の不安を払拭すること。今年は、この二つの課題に答えが出せるように努力していきたいと考えている。
                 参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、年末年始は実家の大阪に帰りました。近所の「阿倍野」の再開発が進み、大変活気があり驚きました。聞くところによると、日本一高いビルも建設中とのこと。この再開発について調べてみると、昭和51年に着工されたようで、地権者との調整が難航したために相当な期間がかかったとのことです。再開発については、どの地域でもこの調整が難しいところです。
 ところで、漫才の番組を見ていると小中学生の漫才師のコントの中で「TPPって知ってるか~TPPってものは関税を無くすってもんで・・」という趣旨の発言がありました。「TPPは税だけでなく、様々な制度面での障壁についても議論となっており、ここがかなり重要なんや!」と大人気なく心の中でつっこんでおりましたが、やはり政治サイドからの説明不足が主な原因かもしれません。
 いずれにしても、どんな政策でも「しっかりと説明し、理解し、納得してもらう」ことが大切であることを改めて思わされました。
 今年もガツンとがんばります!(小林太一)