桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「新たなる挑戦」

2012年08月30日 (木) 18:23
 私は、以前から新自由主義と闘い続けてきた。「競争すれば幸せになれる」そして「自分の身は自分で守れ」-これが、小泉改革で主張されてきたことだが、本当にこれで幸せになれたのだろうか。

 「競争すれば幸せになれる」と言われ、その結果、過度な価格競争を招き、デフレから脱却できない原因の1つとなっている。企業、特に中小企業は、この価格競争の波に巻き込まれて、疲弊し、企業活動の継続も危うくなってきている。

 さらに「自分の身は自分で守れ」と言われ、自己防御の結果、貯蓄する余裕があれば、貯蓄に走らざるを得ない状況に追いやられている。55歳以上の国民の皆さんの金融資産は約1000兆円であり、このお金がマーケットに出てこないために、経済はいつまでたっても活性化しない。

 これらの点に関して、大きく方向転換しなければ、日本の経済の再生はあり得ないと思っている。そして、このことを実現することが、民主党政権に与えられた使命であり、政権交代が実現したのだと考えている。

 しかし、現在の民主党政権を見ていると、この理念が失われてきているのではないかと感じている。この理念を取り戻し、日本の再生を実現するために、代表選挙に出馬したいと考えている。
 
                                                参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 来月、民主党の代表選挙が開催されます。与党の代表は首相に直結することから注目されています。
 さて、これまで日本国憲法下での首相経験者は全て衆議院議員です。しかし、大日本帝国憲法下では参議院の前身である貴族院から多数の首相経験者を出しています。(伊藤博文、松方正義、大隈重信、桂太郎、西園寺公望、高橋是清、清浦奎吾、加藤高明、若槻禮次郎、近衛文麿、東久邇宮稔彦王、幣原喜重郎、吉田茂(敬称略))。時代が違うとのお声もあると思いますが、首相は衆議院議員でなければならないとは憲法その他法律に明記されていません。
 今回、桜井は大きな挑戦に踏み出します。事務所スタッフ一同もさらに奮励努力いたします!(小林太一)