桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「やっと始まった」

2013年10月17日 (木) 16:02
 台風26号によりお亡くなりになった皆様に、心からお悔やみ申し上げます。また、被害に遭われた皆様に、心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧を実現できるように努めて行きたいと思います。
 
 さて、今年は本当に自然災害が多かったと感じています。もうすでに、台風27号が発生しているので、過去形で書くのはおかしいかも知れません。温暖化が原因であるとおっしゃる方もいらっしゃれば、大きな地震の後には異常気象になるとおっしゃる方もいらっしゃいます。
 
 しかし大事な事は、このような自然災害から国民の皆さんの命を守ることであり、そのような対策をきちんと行う事だと思っています。それが国土強靭化につながるとは思いませんが、居住地区の在り方も含めた検討が必要です。
 
 国会がやっと始まった。6月に国会が閉会し、参議院選挙後に数日国会が召集されたが、その後は重要な案件が山積しているにも関わらず、国会は開かれなかった。おそらく、安倍総理は国会で追及されるのが嫌なのだろうと思う。アベノミクスの調子が良かった時には、頻繁に国会に出席し、自慢話をしていたのだが、調子が悪くなったら、逃げ回っている。
 
 今週は本会議で代表質問が行われている。昨日の海江田代表、今日の郡司参議院会長が質問に立ったが、安倍総理の答弁は具体性に欠けていた。官僚の書いた原稿を棒読みであり、自身で考えている政策があるとはとても思えない内容だった。総理としては失格である。
 
 この代表質問が終われば、来週から衆参で予算委員会が行われる。私も質問に立つ予定なので、問題点を指摘し、国民の皆さんの代表者としてふさわしい質問を行いたいと思っている。
 
                  参議院議員・医師 桜井 充
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
  最近、改めて若者の貧困について調べています。
  デフレと騒がれているのにも関わらず、学費は右肩上がり。例えば、昭和50年の国立大の初年度の学費は年間86000円であったものが、現在は80万円以上にまで上昇しています。一方、仕送り額は1994年の約12.5万円から現在は8.95万円、仕送り額に占める家賃の割合は1986年の33.7%から現在の69.1%にまで上昇しており、仕送り額から家賃を差し引いたものでは1986年の68300円から27700円にまで低下しています。奨学金を申請すればいいという声もありますが、奨学金を申請した学生の割合は1985年の25.4%から63.4%まで上がっています。(東京私大教連資料より)
  このような状況のため、いわゆる夜のアルバイトを行う学生も増えているようです。現在の学生は勉強が足りないという批判がある一方で、アルバイトに精を出さなければ厳しいこの矛盾。このままでいいのだろうか!?(小林太一)