桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「楽しみです」

2013年10月24日 (木) 17:21
 楽天が日本シリーズ進出を決めた。アドバンテージがあったので、何とかなると思っていたが、実際に決まると本当に嬉しいものだ。田中投手は本当に凄い。私たちにとっては、稲尾投手を超えている。で
きれば、球場に行って応援したいと思っている。

 昨日、久しぶりに質問に立った。私と安倍総理との違いがはっきりしたことは、視点が違うと言う事である。安倍総理は大企業優先であり、そのデータに基づいて判断を下している。私は中小企業を含めて
判断しているので、答弁に食い違いが出てきてしまう。地方は中小企業が大半であり、中小企業が元気にならなければ、地域経済は活性化しない。アベノミクスの副作用は中小企業に強く出ている。この点を改善しなければ、アベノミクスは成功しないわけであり、もう少し対策を考えて欲しいと感じた。

 総理のデータに対する理解度の低さには驚いた。一時金の額を増やした企業の説明で、132社が5%増やしたと答弁していた。しかし正確に言えば、それは支給額の増加分を加重平均したものであり、一時金を増やした企業の数でもないし、一時金を上げた企業の支給額の平均値でもない。

 安倍総理は、それを企業数が増えたかのように答弁しており、もう少しきちんとデータを分析して頂きたいと思った。海江田代表との党首討論の時もそうだったが、安倍総理はいい加減な数字を示して説明
している。

 これは総理の責任でもあるが、一方で、総理秘書官をはじめとして、事務方にも責任がある。国会の審議をきちんとしたものとする為にも、安倍総理はデータに基づいた発言をするべきであると感じた。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
   
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書小林です。
報道によると、ドイツ政府はメルケル首相の携帯電話の通話を米情報機関が盗聴していた疑いがあるとの声明を発表したようです。フランス、イタリアの首脳もアメリカに諜報機関による情報収集について
確認要請をするなど大きな問題になっています。
 当然、我が国においても盗聴されている可能性は高いのではと考えてしまいますが、本日の官房長官の記者会見では報道以上については承知していないとのことでした。第二次世界大戦では日独の暗号がアメリカによって解読され、戦況を有利に進めた歴史がありますが、官民を問わず様々な交渉が漏れていないかが心配です。大切な同盟国だからこそ、信義を守って欲しいものです。
 それにしても、どのようにして盗聴しているのでしょうか。情報セキュリティについて考えさせられるとともに、我が国での報道の少なさに不安を感じます。(小林太一)