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桜井充メルマガ:「規制緩和がすべてではない」

2013年10月31日 (木) 16:45
 今週のNHK日曜討論で、ある議員が規制で良いものはないと発言していた。この発言を聞いて正直驚いた。人を殺してはいけないと言う事は規制ではないのか。様々な規制があるから、社会の秩序が保たれているのであり、それを全面否定することはおかしな話だと思う。
 
 成長戦略と言うと、直ぐに規制緩和の話になる。そのような発言をする人たちに問いかけたいのだが、どの規制を外すと産業は活性化するのだろうか。
 
 これまでも様々な規制がかけられてきた。勿論、問題がある規制があった事は認めるが、規制をかけたおかげで、技術開発が進んだ側面もある。例えば、排ガス規制である。この規制のおかげで、車の技術開発が進んだだけではなく、車を買い替える必要が生じるので、需要が掘り起こされたのである。
 
 もう一例。シックハウスの規制もそうである。化学物質で具合が悪くなる人が増えたので、ホルムアルデヒド等の規制を行った。この結果、シックハウスの患者さんが減っただけではなく、化学物質を使う量を減らし、新しい建築資材が生まれてきたのである。
 
 一方、医療機械の開発では、無意味な規制が邪魔をして、医療機械の開発を妨げているし、再生医療の分野では、ルールが明確ではないので、新しい事業をできずにいる。この点に関しては、今国会で薬事法の改正案が成立すれば、問題点をある程度解決できることになる。
 
 規制の調整は必要である。それは社会の実態を把握した上で行う事が大切であり、やみくもに規制を撤廃すれば良いと言うものではない。
 
 日本シリーズも佳境に入ってきた。2勝2敗のタイで、今日勝ち越せば、田中投手という絶対的切り札を持っているので、日本一が見えてくる。復興の中の希望の一つであり、何とか日本一になって欲しいと願っている。
                   参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 様々なホテルで食材に虚偽表示があったことが報道されています。
 8月にアメリカを訪問した際、様々なレストランのメニューで「ワギューバーガー」「ワギュービーフステーキ」等という標記をよく目にしました。しかも、日本産の和牛とは思えない味でした。帰国してから早速調べてみたのですが、一時期、日本の和牛(肉ではなく)を海外に輸出したことがあり、その牛同士を交配させたものが「ワギュー」であるとのことでした。大変残念に思った一方で、逆に日本も海外から指摘されているものがあることがわかりました。例えば、モッツァレラチーズについてモッツァレラ産のもののみ「モッツァレラチーズ」と名乗るべきではないか等々。シャンパーニュ地方以外の発泡ワインは「シャンパン」と名乗れないということと似ています。
 改めて商標の問題について勉強しなければと思いました。
(小林太一)