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桜井充メルマガ:「身勝手な話」

2014年01月09日 (木) 16:13
 安倍総理は、年頭の挨拶で、中韓と友好関係を築いていきたいという趣旨の発言をされた。勿論、私もそのような方向に進むべきだと考えているが、相手国の嫌がることをしておきながら、私は仲良くしたいといって、誰が理解を示すのだろうか。

 靖国神社への参拝は、個人の自由に委ねられていることであり、参拝される方に対して異を唱えるつもりはない。しかし、総理という立場で参拝すれば、中国や韓国が反発することは予想されたことである。

 昨年のメルマガでも書いたが、今回はアメリカからも批判されるであろうと思っていた通り、「失望した」という厳しい評価であった。その他多くの国々からも批判の声が上がっていた。要するに、第三者が判断しても、総理の参拝は決して認められることではないということである。

 その上で、胸襟を開いて話をしよう、私の考えを理解してもらえるように努力をすると言って、相手国の関係者は話し合いの席に着くだろうか。私は着くはずはないと思う。何故ならば、相手国のことを全く考えていないからである。

 話し合いというのは、相手の立場を理解するということが前提である。相手の立場を理解しないような人と話し合いなどできるはずはない。安倍総理に欠けているのは、相手に対する配慮である。

 これでは、外交などうまくいくはずはない。民主党は外交能力がないと散々叩かれたが、私は、安倍総理の外交能力は、民主党政権よりはるかにひどいと思っている。このような身勝手な総理の暴走をきちんと正していきたいと考えている。
                  参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 先日の総理の靖国参拝について、米中韓以外の国々での報道についていくつか調べてみました。
 その中に、フィリピンの元大統領が「中韓と同調すべきでない」と寄稿したものがありました。オーストラリア、シンガポール、インドネシア、タイ、マレーシアの大手メディアも批判的に論じ、EU、ドイツ、エジプト、シンガポール、インド、台湾、ミャンマー、ロシアは、政府が日本に対して批判的な声明を出しています。つまり、国際
社会において支持を得られているとは言いがたいということです。また、朴大統領の反日政策に韓国内でようやく批判が起き始めたところだったのに、その声を沈めてしまう機会になってしまったことは、タイミング的にも利はなかった行動だったと思います。
 多くの国々から支持を得ることは領土問題や貿易問題等においても国益につながります。個人の信条は尊重すべきことですが、総理だからこそ国益を追求して頂きたいと思います。(小林太一)