桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「北見市に行ってみたい」

2018年03月01日 (木) 19:09
 今日の東京は前日までと打って変わって、本当に暖かい。春を予感させるような天気である。強風が吹いてくれたおかげで、空も綺麗で、高台に行けば、富士山が見えると思えるような青空である。日頃の東京の空が如何に汚いかが良く分かる。
 
平昌オリンピックが閉幕した。様々なドラマが生まれ、私を含めて多くの国民の皆さんが感動し、涙したと思う。
 
帰国後、カーリングの選手が「小さいときには北見にいても自分の夢は叶わないと思っていた。しかし、オリンピックでメダルを取れて、北見で夢を実現することができた。北見にいて本当に良かった」という趣旨の発言をされていた。
 
地方の過疎化は急速に進んでいる。地方にいるメリットは何なのか、そして、どうすれば若い人たちが定着してくれるのだろうかということを、いつも考えていた。カーリングの選手たちの活躍は、そのヒントを与えてくれたような気がする。
 
カーリングの選手は5人全員が北見市の出身である。これから、北見市はカーリングの町として脚光を浴びるであろう。そして、カーリングの選手を夢見る人たちが、北見で生活するようになるかもしれない。それが一時的なブームで終わらないように、地域の人たちが努力することも大切である。
 
今回の日本選手の活躍で、冬のスポーツを行う人たちが増えるのだろうと思う。スポーツを行う人たちが増えていくことは良いことであり、さらに大切な事は、それで生活できるような環境を作っていくことだと思っている。このような社会の実現のために努力していきたいと思う。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充
 
 
 
 
 
 
 
【秘書のつぶやき】
桜井充秘書庄子です。
セルフメディケーション税制は活用されているでしょうか。医療用と同じ有効成分が含まれている市販薬「スイッチOTC薬」の購入費用のうち1万2千円を超える部分について、確定申告を行うことで所得控除ができる税制です。
昨年からはじまったこの税制、好奇心から減税額を試算してみたところ、国税庁「民間給与実態統計調査結果」より給与所得者1人当たりの平均給与422万円を取り、総務省「家計調査」から単身世帯の医薬品への年間支出額17,326円を取った場合、約500円となりました。日本一般用医薬品連合会の調査によれば、昨年8月時点で制度の認知度は57.1%ありましたが、対象となる医薬品が限られること、購入したレシートを保管しておかなければならないこと等、かかる手間を考えると、なかなか手が出ないかもしれません。
 実際の活用状況の調査等も今後行われることと思いますが、税制をつくるばかりではなく、誰もが活用できるよう簡便なシステムを整えることもまた必要ではないかと考えます。(庄子真央)