桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「摩訶不思議」

2018年07月05日 (木) 19:12

 延長国会。今日、常任委員会が開催されたのは、内閣、厚労、そして法務委員会だけである。残りの委員会は法案が残っていないので、開催されていない。その他の委員会で開催されたのは議運の委員会だけで、私は法務と議運に所属しているので、本当に忙しい。
 
議運では理事を務めている。今日も理事会が開催されたが、議論が紛糾したため、何回も開催されている。さらに、法務委員会では、国民民主党所属の議員は私一人だけなので、毎回質問に立たなければならない。
 
今日も相続関係の法案に関する質問を行った。事実婚の夫婦が別れる際には、二人で築きあげた財産は、婚姻届けを出している夫婦と同様、財産が分配される。しかし、夫が亡くなった際、事実婚の妻の場合には相続権はない。おかしな話である。
 
生前は、財産法の考え方に則り、財産が分与されるのだが、死亡した場合には相続権がない。この矛盾点に関して質問したのだが、政府の回答は、現在の制度はそうなっておりますということだった。
 
私としては、その事実を踏まえたうえで質問をしているのであり、この制度がおかしいのではと尋ねているにも関わらず、明確な答弁はなかった。
 
現代社会では価値の多様性に伴い、家族関係も様々になってきている。残念ながら、法律はその多様性に追いついていない。婚姻という契約を結ぶことも大切かもしれないが、事実婚という形をとっている方々も少なくない。こういった人たちの相続権について、きちんとした制度を作っていかなければならないと思っている。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充