桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「​◇豪雨災害よりIR​​​」

2018年07月19日 (木) 19:34
 国会も最終盤を迎え、与野党の攻防が続いている。昨日は、石井IR担当大臣の問責決議案と内閣委員長の解任決議案を提出。共に否決されたが、IR法案の採決は今日に持ち越された。
 
 今日は、午前中に議長解任決議案を提出。残念ながら、数の力で否決されたが、与党の中にも議長の力量に疑義の念を抱いている議員もおり、無記名投票であれば、可決されたかもしれなかった。
 
 何故、この時期にIR法案なのだろうか。豪雨災害の復旧が最優先ではないのか。石井IR担当大臣は、国土交通大臣でもある。本来であれば、豪雨災害の復旧に陣頭指揮を執るべき人である。
 
 私たち議院運営委員会の理事は、今月31日から欧州視察を予定していたが、この状況で視察に行くべきでないという判断で、延期することになった。当然のことだと思う。
 
 しかしこの提案に真っ向から反対した議員がいた。立憲民主党の理事である。豪雨災害に対してどのような意識を持っているのだろうか。このような態度では、与党の対応が不十分であると批判できないと思う。
 
 改めて、豪雨災害で犠牲になられた皆様に哀悼の誠を捧げるとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できるように、努めて行きたいと思います。
 
 

参議院議員・医師 桜井 充
 

 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充事務所庄子です。
 猛烈な暑さが続いています。熱中症で病院に搬送された方は全国で二千人を超え、愛知では小学一年生の男の子が亡くなる痛ましい出来事も起こってしまいました。教室に冷房がなかったことも原因のひとつだと言われています。
 文部科学省の調査によると、全国の公立小中学校の教室のうち、冷房が設置されている割合は41.7%ほど。東京では普及率がほぼ100%ですが、同じ関東圏でも千葉では約44%と、自治体によっても隔たりがあります。財政事情によるところが大きいようですが、命や健康をお金ではかることはできません。
 文科省はまた、空調の設置が子どもたちの学力や集中力の向上にも寄与することを調査によってまとめています。教育現場への冷房の設置は必須の課題です。(庄子真央)