桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「守っていれば」

2020年09月11日 (金) 09:56

仙台の飲食店でクラスターが発生した。店長がマスクをせずに接客していたことが原因である。人気店らしく、お客さんも多い。その中で、コロナに感染していた店長がマスクをせずに接客していたのだから、感染が拡大するのも当然のことである。
 
ある研究では、感染者10人がマスクをして、感染していない人と話をしたのだが、誰一人として感染しなかった。この研究から、マスクは感染者がウィルスを外に出さない働きをしていると結論付けている。だからこそ、WHOは、マスクは感染対策として有効であると説明しているのである。
 
先日、他の議員と一緒に、都内の有名な飲食店で食事をする機会があった。そのお店では、店員が誰もマスクをしていなかった。メニュー表が出されたので、消毒していますかと尋ねたら、消毒していませんという答えだった。あまりにもいい加減な対応である。
 
ほとんどの飲食店では、マスクの着用や消毒の徹底が行われている。卓上の調味料なども小まめに消毒されている様子を見ているだけに、このような有名店でのこの対応はどうかと思ったし。感染する可能性があるので、今後は行かないつもりである。このような店にきちんと指導をするべきであり、指導しても感染防止対策を行わない店に対しては、何らかの罰則を科す必要があると思った。
 
真面目に感染対策を行っている方々の努力を無駄にしないためにも、適切に感染対策を行っていない飲食店に対して、更にしっかりと指導をしていかなければならないと感じている。
 
 
 
参議院議員・医師 桜井 充