桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「新総裁誕生」

2021年10月01日 (金) 10:53
 自民党総裁選挙で、岸田文雄衆議院議員が勝利し、10月4日に召集される臨時国会で第100代内閣総理大臣に指名される。岸田さんとは政策的な考え方も近く、良かったと思っている。新型コロナをはじめとして問題が山積しており、是非頑張って頂きたい。
 
 先週、町おこしのお手伝いのために、大和町を回っていた。そこで触れた情報の中で興味深かったことは、大和町宮床地区の出身である、伊達藩5代藩主、伊達吉村公のことである。伊達家は3代、4代とお家騒動が続き、苦境に陥っていたが、それを救ったのが吉村公だった。
 
 伊達藩の中では最も長く藩主を務め、財政再建を成し遂げた。米沢藩の上杉鷹山が米沢藩の財政再建を成し遂げ、歴史的人物として取り上げられているが、吉村公もそれに匹敵する人物であると思った。
 
 彼の書が資料館に展示されており、そこには「仏心」「普照」という言葉が書かれている。これが彼の政治信条で、普照とは、あまねく照らすという事で、普通の人を照らす、つまり庶民のために政治を行うという事である。
 
 この精神は今の社会でも重要であり、私も改めて、このような気持ちを持って政治活動を行っていきたいと思った。