桜井充メールマガジン

日本型民主主義国家を目指して

2022年01月01日 (土) 16:53

 いつもご支援頂きありがとうございます。私が国会議員になって、早いもので、二十四年が経ちました。初当選当時、私は、「国民の声が政治家に届いていない」、「自分たちがいくら発言しても何も変わらないんだ」と感じ、政治に対して諦めかけている方の代弁者になりたい、もう一度政治を信じていただき、託していただけるような政治家になりたい、そのような思いで立候補し、当選させていただきました。

 その思いは、今も変わっていません。これまで二十四年間、様々なご意見をお伺いし、お困り事や政治への不満を解決できるよう努めてきました。解決できるものもありましたが、解決できないことも多く、力不足を実感することもありました。それでも、国民の皆さんが希望を持てる政治をしたいとの思いを胸に、活動を続けてまいりました。しかし、今でも、この国には、自分たちの声は政治の場に届かないのだという閉塞感を抱えている方が沢山いらっしゃいます。

 日本は、世界の先進国と同様に、選挙によって選んだ代表者が物事を決めていくという、間接民主主義によって運営されています。一億人以上の国民がいるのですから、小中学校の学級会のように、直接民主主義で政治を行うことは不可能です。

 だからといって、間接民主主義が十分うまく機能しているのかと言えば、そうではありません。だからこそ、国民の皆さんは政治に諦めかけ、変わらない社会に閉塞感を抱いているのだと思います。

 そこで、国民の声を政治に反映させられるように、国民発議による国民投票を実現し、閉塞感のある状況を打破したいと考えています。全ての政策課題について国民投票を実施できるわけではありませんが、これまで通りの間接民主主義を基本としつつ、重要な課題については国民投票を行っていく、要するに、間接民主主義をうまく機能させるために、その補完として直接民主主義を導入するのです。

 そうすることで、国民の皆さんの政治参加の機会と手段が増えるだけでなく、政治に対する意識も変わっていき、やがて社会全体が変わっていくと考えています。

 私は、国民投票を実現するために、国民の皆さんとともに戦っていきます。そこで、日本型民主主義国家を創る会を設立し、皆さんとともに国民投票を実現するという運動を展開し、制度の導入ができるように努めてまいります。是非多くの皆様にご賛同いただけますように、よろしくお願い申し上げます。


参議院議員・医師 桜井 充