桜井充メルマガ「委員会視察」
2023年02月16日 (木) 19:42
今週の月曜日と火曜日、参議院の東日本大震災復興特別委員会の視察で、福島県と宮城県に行ってきた。福島県は大野町と双葉町を視察した。
町が受けた被害は、地震津波の被害ではなく、ほとんどが原発の被害だった。町長さんがおっしゃっていたのは、帰宅困難区域が解除されたことで、やっと復興のスタートラインに立てたということだった。ほかの地域とは、震災からの復興の状況が全く違うのだと痛感させられた。地域に戻ってくる人もいるが、ごく少数であって、これからの復興を支えていかなければと感じた。
宮城県は、丸森町と名取市を視察した。復興特別委員会が丸森に視察に行くのは初めてのことで、その理由は丸森が海に面しておらず、津波の被害を受けていないためだった。今回丸森を選んだのは、やはり福島と同じように原発の被害を受けていたからである。
視察に行った委員の皆さんが言われたのは、宮城県にもこんな問題があったんですね、知りませんでした、勉強になりました、ということだった。
丸森は、宮城県ではあるが、地図上でいうと盲腸のように出っ張っていて、位置からいうとほとんど福島である。けれど国の対応は丸森と福島では全く違っており、このことを丸森の町長さんはずっと疑問に感じていたということだった。この視察をきっかけに、この問題を解決できるようになればと思っている。
町が受けた被害は、地震津波の被害ではなく、ほとんどが原発の被害だった。町長さんがおっしゃっていたのは、帰宅困難区域が解除されたことで、やっと復興のスタートラインに立てたということだった。ほかの地域とは、震災からの復興の状況が全く違うのだと痛感させられた。地域に戻ってくる人もいるが、ごく少数であって、これからの復興を支えていかなければと感じた。
宮城県は、丸森町と名取市を視察した。復興特別委員会が丸森に視察に行くのは初めてのことで、その理由は丸森が海に面しておらず、津波の被害を受けていないためだった。今回丸森を選んだのは、やはり福島と同じように原発の被害を受けていたからである。
視察に行った委員の皆さんが言われたのは、宮城県にもこんな問題があったんですね、知りませんでした、勉強になりました、ということだった。
丸森は、宮城県ではあるが、地図上でいうと盲腸のように出っ張っていて、位置からいうとほとんど福島である。けれど国の対応は丸森と福島では全く違っており、このことを丸森の町長さんはずっと疑問に感じていたということだった。この視察をきっかけに、この問題を解決できるようになればと思っている。