桜井充メルマガ「「普通」って何だろう?」
2023年02月23日 (木) 20:01
障害を抱えている私の患者さんが、学校の三者面談で、先生から良い点を一つも言われないまま、提出物を忘れる、授業の態度が悪い、中学生としての自覚が足りない、給食の偏食等、悪い点だけをいくつも言われたそうです。
悪い点を指摘して、それまでの行動を正せるお子さんに対してであれば、指摘する意味もわかりますが、様々な事情によって、思うようにいかないお子さんもいます。
多様性と言われている中で、学校の先生が多様性を認めないために、いわゆる「普通」を押し付けられてしまっては、お子さんも親御さんも大変です。
このお子さんは、「普通」が得意ではない一方で英語がとても得意で、中学2年生で、英検の準2級を取っています。大切なのは、一人ひとりの長所を伸ばすことであり、できないことを押し付けてまでやらせようとする教育は間違っていると思います。
私は親御さんに「普通を捨てましょう」とお伝えしています。それなのに、学校がこれでは、板挟みになってしまうお子さんがかわいそうです。学校の教育の在り方をもう少し考える必要があると思います。
悪い点を指摘して、それまでの行動を正せるお子さんに対してであれば、指摘する意味もわかりますが、様々な事情によって、思うようにいかないお子さんもいます。
多様性と言われている中で、学校の先生が多様性を認めないために、いわゆる「普通」を押し付けられてしまっては、お子さんも親御さんも大変です。
このお子さんは、「普通」が得意ではない一方で英語がとても得意で、中学2年生で、英検の準2級を取っています。大切なのは、一人ひとりの長所を伸ばすことであり、できないことを押し付けてまでやらせようとする教育は間違っていると思います。
私は親御さんに「普通を捨てましょう」とお伝えしています。それなのに、学校がこれでは、板挟みになってしまうお子さんがかわいそうです。学校の教育の在り方をもう少し考える必要があると思います。