桜井充メルマガ「リハビリの重要性」
2025年06月19日 (木) 18:35
今週の頭、理学療法士の先生方と懇談する機会があり、リハビリの重要性に関する議論をした。同じ医局の教授とも、慢性期のリハビリを強化する必要があるということで意見が一致した。
昔はリハビリといえば、例えば脳出血や脳梗塞により手や足が不自由になるといった、急激に悪化した症状を改善するために行われるものが主であった。それゆえリハビリは、症状が落ち着いたらすぐに取り組むものとされ、最初の半年間が大切だと言われていた。
しかし、リハビリの役割はそれだけではない。呼吸器疾患のように、徐々に悪化していく症状に対しても効果があることが分かっている。それぞれの役割を十分に果たして行くためにも、リハビリを急性期リハビリと慢性期リハビリというように大きく二種類に分けたうえで、診療報酬を決める必要があるのではないかと考えている。
財務省を説得するためのハードルは高いが、データを集めて理解を得ていきたいと考えている。
昔はリハビリといえば、例えば脳出血や脳梗塞により手や足が不自由になるといった、急激に悪化した症状を改善するために行われるものが主であった。それゆえリハビリは、症状が落ち着いたらすぐに取り組むものとされ、最初の半年間が大切だと言われていた。
しかし、リハビリの役割はそれだけではない。呼吸器疾患のように、徐々に悪化していく症状に対しても効果があることが分かっている。それぞれの役割を十分に果たして行くためにも、リハビリを急性期リハビリと慢性期リハビリというように大きく二種類に分けたうえで、診療報酬を決める必要があるのではないかと考えている。
財務省を説得するためのハードルは高いが、データを集めて理解を得ていきたいと考えている。