桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「忙しく働いております」

2011年09月15日 (木) 19:26
 政審会長に就任してから忙しい毎日を送っている。会議が毎日あるだけではなく、来客数が増えている。特に各省庁のご挨拶が多い。一昨年政審会長に就任した時にはほとんど来客はなかったのだが、党の政調が政策の決定権を持つようになり、様子は一変している。
  まだ、法案の議論が始まっていないのにこのような状況なので、法案審査が始まったら、ご説明という説得工作が続くことになるのだろう。
 今朝、大久保勉議員の朝食会に出席してきた。今日が50回目で、100人以上の方が参加されていた。最初は20人程度で始まったのだそうだが、彼の努力もあって、ここまで大きな会になった。本当に立派だと思う。
 国会での活動報告だけではなく、資料も大量に用意されており、皆さんの興味を引く内容となっていた。毎月開催すると、勉強しなければならないので大変ですと言っていたが、その努力が結果となって現れている。
 今朝の会合での意見交換の中で、税率を引き上げたからといって、必ずしも税収が増えるというわけではないのではという意見が出されていた。むしろ、経済を立て直すことが重要であるという趣旨の発言をされていたが、経済界から見れば当然だろうと思う。
 代表選挙で、野田総理は増税をしますと言って当選した。民主主義の結果から、総理の意向に沿う事は当然のことだと思う。しかし、増税するにしても、幾つかの方法があるはずであり、私はあまり無理をするべきではないと思っている。
 ところが、財務省はなるべく短期間で復興債の穴埋めをしたいようである。しかし、これでは纏まるものも纏まらなくなる。党に決定権が委ねられた最初の作業である。党内の意見が集約されるように、政治主導で進めていきたいと考えている。
                  参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 先週、全国高等学校クイズ選手権(高校生クイズ)という番組を見ました。
 小生は高校時代にクイズ研究会を立ち上げ、(学校からは認められていなかったのですが…)高校生クイズで勝とうと雑学を吸収していたものですが、驚いたのは決勝戦の問題のレベルが極めて高かったことです。小生も数問しか正解できませんでした。この凄まじいレベルアップの背景を考えてみると、インターネットの力、そしてそれを扱う若者のスキルアップが背景にあるのではと思います。インターネットを用いることであらゆる情報や様々なクイズ問題へアクセスできます。小生の時代はというと、ひたすら問題集を解いたり、年鑑や現代用語の基礎知識を読んだりでした。
 ところで、話は大きく変わって「きゃりーぱみゅぱみゅ」という原宿ファッションのモデルの歌う曲がフィンランドやベルギーのエレクトロチャートでベスト1となったようです。YOUTUBEにアップされているプロモーションビデオは海外からアクセスされる割合が極めて高いとのこと。思えば葛飾北斎の書いたような浮世絵も、海外から見ると斬新な発想と評されたように、武士や忍者といった古い日本のイメージだけではなく、新たな文化を発信していくという面でも大変注目しています。
 現代の若者は草食系で…という言葉をよく耳にしますが、驚異的な才能を持つ若者が次々と現れているように思います。彼ら彼女らの力を十二分に発揮できる社会にしなければと思う一方、小生も彼らに負けないようにしなければと焦る今日この頃です。(小林太一)