桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「やりがいがあります」

2011年11月03日 (木) 10:57
 中尾ミエさん主演のミュージカル「ヘルパーズ」を見てきた。介護の実態を良く理解し、問題の本質をついていた。厚生労働省の事務方にも見に行ってもらうようにお願いした。時間があれば、一度足を運んでいただければと思います。
 昨日、本会議が行われ、来週は衆議院の予算委員会が始まる。本格論戦が始まるのだが、震災の復興、原発問題、円高、さらにはTPP等、問題は山積している。是非、実りのある議論を展開してほしいと思っている。
 私は、復旧・復興のプロジェクトチームの座長として、これから復興庁等について、野党の皆さんと折衝に入ることになる。互いに議論を尽くして、ベストの案を作りたいと考えているし、被災地選出の議
員として、早急に案をまとめたいと考えている。
 復旧・復興のプロジェクトチームでは、今後、被災地の皆さんの心のケアの対策をまとめることになっている。原発に関するプロジェクトチームもあるのだが、心のケアに関しては、復旧・復興のプロジェ
クトチームで、総括して行う事になった。
 それは、原発と震災どちらも誘因となって、苦しんでいる人たちもいらっしゃるので、区別をつけることが難しいことと、私は現場で診療にあたっているので、この分野を担当させていただくことにした。
 財務省にいた時よりもはるかに忙しくなっている。財務省の時は分野が限られていたが、今度は全ての分野を網羅しなければならないからだ。一方、それだけにやりがいもあることは確かで、とにかく山積
している難題を一つ一つ解決していきたいと思っている。

                  参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 先日、櫻井が財務副大臣室時代に大変お世話になった秘書官に女の子が生まれたとの吉報に東京事務所は沸きました。そこで、最近の赤ちゃんの名前の動向について調べてみました。「赤ちゃん本舗」による「2011年赤ちゃんお名前ランキング」を見てみると、男の子の一位は「蓮」(レン)、女の子の一位は「結愛」(ユア)とのことでした。特に女の子の名前ベスト20位以内に、「○○子」と最後に「子」が付く名前が「莉子」(りこ)だけとは時代も大きく変わったものです。
 ところで、以前ここで相撲の八百長疑惑について述べた際に取り上げた「ヤバい経済学」(スティーブン・レヴィット著)において、女児(アメリカの男性の名前の種類は女性と比較するとかなり少ないため)の名前と年収の相関性について述べられたものがありました。アメリカでも同様のことが危惧されていたようで、親の教育水準、母親の平均修学年数の長さと名前について、名前の傾向が全く違うというもので驚きました。(平均修学年数の短いもの順にエンジェル、ヘブン、ミスティ―、デスティニー、ブレンダ、長いもの順にリュシエンヌ、マリー・クレア、グリニス、アデア、メイラ)
 最近、某TV番組で“波波波”という命名の事例などが取り上げられていましたが、極端に個性的な名前をつけられた子ども自身が、その名前により悩んでいる事例も聞きますし、また、「凝った名前を付ける親は虐待をしやすい」(周りに止めれる人がいない、子供の支配欲の表れ)という説を主張している学者もいます。命名についての同様の問題は昔からあったようではありますが、皆様はどうお考えでしょうか。(小林太一)