桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「厚生労働副大臣を拝命しました」

2012年10月04日 (木) 18:42

 野田総理や輿石幹事長のご高配により、厚生労働副大臣を拝命致しました。早速、横倉日本医師会会長はじめ、多くの皆様からお祝いや激励のメールやお電話を頂き、本当にありがとうございました。
 私は、14年間の議員生活の中で、国民福祉委員会と呼んでいた時代を含めて、厚生労働関係の委員会に所属したのはわずか3回で、党の医療政策にほとんど関与できませんでした。様々な地域の講演で、私の主張する社会保障政策を実現してほしいという声をいただいておりましたが、やっとそれが行える立場になりました。
 厚生労働関係の中で、私は、基本的には旧厚生省の分野を担当することになりました。医療や介護そして年金は改革を強く求められており、国民の皆さんが最も関心のある分野の一つです。その意味において、私が果たさなければならない役割は極めて重いと感じています。
 また、社会保障と税の一体改革は野田政権の最重要課題です。委員会の審議の中で、社会保障制度がどのようになるのかが良く見えないという指摘を頂きました。その意味でも、なるべく早くに、改革の絵姿を示していきたいと思います。
 そのためには、官僚の皆さんときちんとした関係を作っていく事が重要です。官僚と戦うだけではなく、かつ依存するだけでもなく、適度な緊張感を持ち、議論を重ねて行きたいと思います。
 外部から見ていると、執行官庁の宿命なのかもしれませんが、マスコミからたたかれることも多く、厚生労働省全体が委縮しており、そのために政策が進んでいかないといった弊害もみられています。真の政治主導であるのならば、責任は政務三役が取るといった形で、もう少し思い切った活動ができるようにして行きたいと考えています。皆様の期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。
                  参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
  桜井充秘書小林です。
  桜井が厚生労働副大臣を拝命いたしました。心新たに頑張って参ります!
 さて、児童虐待に関して連日報道されています。嘆かわしい限りで、加害者には大変怒りを覚えます。しかし、当の親自身も苦しんでいる事が多いのが実態です。「親失格だ!」と非難する事は簡単ですが、子供自身にとっては親は親。周囲が勇気を出して親に手を差し伸べ、虐待を無くす事で子供が救われるのが望ましいのではないでしょうか。もちろん、警察に頼らざるを得ない場合もありますが…。
 児童虐待はどこにでも存在する可能性があり、児童相談所や学校等の公的機関の力だけでは解決が難しい問題です。どのような家庭に生まれても、未来に希望を持てる社会にしなければ!(小林太一)