桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「戦う集団になってきました」

2012年10月25日 (木) 17:38

 今日の午前中は税調の会議。地方団体や経済団体からのヒアリングを行った。今後も年末まで継続して行われる。来年の秋には消費税の引き上げを行えるのかの判断を迫られる。引き上げ出来るような環境を作ることが重要であり、その意味では、経済を活性化させることができる税制を作っていきたいと思う。
 午後からは、がん治療学会学術集会記念式典で来賓の祝辞を述べる。パシフィコ横浜で行われるので、式典に出席する時間よりも移動時間の方が多い。明日は、社会保険診療報酬支払基金関係功績者厚生労働大臣表彰が行われ、大臣に代わって私が表彰式に出席する。財務省の時と違って、このような会合に出席する機会が圧倒的に増えている。
 昨夜、厚生労働省の税の担当者との飲み会だった。人間関係を作っていくには飲み会は欠かせない。そのために毎晩遅くなって、最近は午前様が続いている。国会が始まれば、朝も早くなるので、もう少し早く帰りたいと思う。
 昨日の話で興味深かったのは、財務省と議論しても良いのですねという事だった。これまでどの程度議論していたのか分からないが、意識が変わって、財務省と戦う姿勢が生まれた事は良い事である。
 今回の税制要望の中でも、研究開発税制の拡大と接待交際費課税の見直しは絶対に勝ち取らなければならない。その意味でも、厚生労働省が総力を挙げて戦う体制を作っていく事は大切なことであり、それが私の務めだと思っている。
 今日の税調の中で、官民交流の在り方に関して、経団連や商工会議所に質問したが、もう少し情報交換の場があったほうが良いと言われた。情報交換が十分にできていないから現場の声が届かない。そのために適切な政策を作れていないという問題がある。このような状況を、税制改正とセットで変えて行きたいと思っている。
                  参議院議員・医師 桜井 充


【秘書のつぶやき】
  桜井充秘書小林です。
 石原東京都知事が辞任をするという報道があり、驚きました。
 次回の衆議院議員選挙は注目度が高い新党も出馬する激戦が見込まれています。社会保障改革、安全保障、憲法改正、経済、地方分権その他様々なテーマで議論が沸き起こると思いますが、各政党が経済・社会保障に関してどういう考えを持っているのか個人的にも大変気になっています。
 相変わらず政局にいろいろと動きがありますが、とにもかくにも粛々と業務に頑張って参ろうと思います。(小林太一)