桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「まさか解散とは」

2012年11月15日 (木) 16:21
 いきなり解散を提案するとは思っていなかった。これが野田総理という人なのだと初めて分かった。自分の信念を貫いたという点では立派な政治家であると思うが、多くの犠牲を出したという点では、党のリーダーとしての資質を問われることになるだろう。
 民主党にとっては、最悪の状況での選挙になる。自民党の支持率は今がピークであり、国民の皆さんにとって、第三極は良く分からないが、今は期待感の方が強い。おそらく、過半数を獲得できる政党はないだろうから、選挙が終わってからも権力闘争が続くことになるのだろう。
 また、予算編成や税制改革は、年末に向けて官僚が中心になってまとめることになるのだろう。高校の無償化や農家の戸別保障政策といったような、目玉の政策に関しては与野党異なっているだろうが、大半は事務方で用意した内容で合意している。果たして思い切った政策が打てるのだろうか。
 厚生労働省に来て1か月半。やっと信頼関係もでき、これから様々な問題を解決していこうと思っていたので、このタイミングでの解散は残念である。選挙の結果がどうなるのかわからないが、確定している任期中は、きちんとした仕事をしていきたいと考えている。
              
                                                      参議院議員・医師 桜井 充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 社会の教科書には「近いうち解散」と書かれるのでしょうか。昨日は大変驚きました。今回の急な解散で小生の予定も大幅に変更となり、日程をご調整頂いておりました多くの方々にご迷惑をおかけする事となりました。お詫び申し上げます。
  さて、離党者が相次いでいます。関ヶ原の合戦でいうと小早川秀秋率いる軍勢に攻め込まれ、続いて脇坂安治、赤座直保その他の諸将から次々と裏切られている西軍のような状況です。至らなかった部分は多々あります。しかし、成果を上げた政策も多くあったはずです。
  小生は今週末から1カ月ほど長期出張いたします。東軍の中を中央突破した島津義弘のようにひたすら突き進んで参ります!(と自らに言い聞かせています・・)(小林太一)