桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「純化路線の是非」

2012年11月29日 (木) 18:57
宮城4区の石山けいき候補の選対本部長に就任した。これで、3回続けてである。27日に大崎市で総決起集会が行われたが、雪が舞いとても寒かった。そのような中、多くの人に足を運んでいただき、本当にありがたいことだと思っている。
大崎市よりもっと寒い北海道で、豪雪のために停電が続いている地域がある。心からお見舞い申し上げます。今朝のテレビでも惨状を伝えていたが、一日も早く復旧できるように願っている。
寒い中の選挙も大変なのだが、宮城県社交飲食業生活衛生同業組合を訪ねた際に、忘年会のシーズンに選挙が行われると、売上に影響するので大変だと言われた。確かに、私も選挙期間中の忘年会はほとんどキャンセルした。約束を守ることも大事なことなのだが、時期をもう少し考えて欲しかった。
地域を歩いていて、私に対しては、民主党の問題点を指摘することではなく、社会で起こっている問題をどう解決するのかという問の方が圧倒的に多い。景気の事、尖閣や竹島といった外交問題、原発を含むエネルギー問題、そして震災復興等、我が国は様々な問題を抱えており、そのことに関しての質問を受けている。
一つ一つの問題に対して、私なりの考え方を説明させていただくと、どうしてそれが民主党の政策にならないのかと言われることが多い。まだ、私が政策を決定する責任者になれないということもあるが、多様な意見を取り上げる組織になっていないということも事実である。
多様な意見を総合して政策を作るのか、それとも幹部の意見に合わせるべきという純化路線を取ることが良いのか、その点についても問われているような気がしている。民主党は、多くの仲間を切り捨て、純化路線に突き進んでいるが、果たしてこのような政治が受け入れられるのだろうか。私は違和感を感じているのだが、国民の皆さんはどのように感じていらっしゃるのだろうか。
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 今、宮城4区の選挙区域【塩竈市、大崎市(旧田尻町・岩出山町・鳴子町を除く)、多賀城市、宮城郡、黒川郡、加美郡】にいます。学生時代に片道1時間半かけて家庭教師のバイトで通っていた小牛田や岩出山という地域に近く、とても懐かしいです。
 さて、最近の政党の合併が相次いでいます。民間企業でも方向性が合わないM&Aは成功しません。なんでもかんでも同じ鍋に入れてしまっては、闇鍋と変わらないのでは・・と危惧しています。
ところで、「政治家は誰がやっても同じ」とはよく聞きますが、候補者は天から降ってくるものではなく、国民の中から現れます。(もっとも、高額な選挙資金が必要な現状は、未だ制限選挙では、と考えていますが。)政党で投票することも一つですが、候補者に議員の資質があるかどうかで投票判断することが最も大切では、と思いますがいかがでしょうか。(小林太一)