事務局ブログ

桜井充メルマガ:「大惨敗」

2012年12月20日 (木) 17:50
  ある程度予想されたこととは言え、民主党にとっては厳しい結果となった。50%の国民の皆さんが、民主党の政権担当に対して失望したと答えているのだから仕方がないことなのかもしれない。
新しい民主党ができ、政権を獲得するまで、11年の歳月を必要とした。この間、様々な困難を乗り越えて、やっと政権交代を実現できたのに、その苦労を忘れてしまったのだろうか。自分たちと意見が違う人は出て行って構わないという態度では、数が減り、政権を失うことは自明の理である。
  党を出て行った多くの仲間は、政策的な違いよりも、党運営に不満を抱えていたからである。反対派に配慮することなく、出て行っても構わないというのであれば、不満はうずまき、そのことが党をバラバラにしてしまったことは言うまでもない。
  私はTPPの座長を務めていたが、心がけたことは、慎重派に対する配慮であった。だからと言って、反対でまとめたわけではなく、交渉参加に対しての問題点を一つ一つ整理していった。きちんとした党運営を行えば、意見は違っているかもしれないが、党が分裂するようなことにはならなかったと思っている。
民主党に対する信頼を取り戻すことは容易なことではない。しかし、政権可能な2大政党が出来上がり、政権交代を行っていくことは、日本の民主主義にとっても重要なことである。その意味において、民主党が政権の受け皿になれるという信頼感を取り戻せるかということは、今後の民主党だけではなく、日本社会にとっても大切なことだと考えている。
  新代表の下、再生ができる体制を作って行けるかが鍵になる。これまで責任を曖昧にして、同じメンバーが仕切っていくのでは、民主党の未来はない。その意味において、今度の代表選挙は大切になることは言うまでもない。
                                                                         参議院議員・医師 桜井充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 東京に戻って参りました。逆風を覚悟していたものの悔しい限り・・
 ところで、敗者が言うのは憚れますが、小選挙区制を改めるべきではないでしょうか。今回、自民党の小選挙区と比例代表の得票数は約43%、約27%であるのに議席数は定数の79%、32%を占めることとなりました。「中選挙区制では高コストになる」との意見もありますが、そもそも小選挙区制であっても供託金をはじめ、日本では他国を遙かに上回る選挙費用が必要です。日本国憲法第15条では「普通選挙を保障する」とありますが、実質的には制限選挙ではないかと個人的に考えています。
 議員定数削減も重要かもしれませんが、優秀な政治家を育てる、輩出できるような制度に改めるべきではないでしょうか?(小林太一)