桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「野党共闘」

2013年01月31日 (木) 18:39
  明後日、当選してから100回以上続けている「市民政策調査会ミヤギ」に、今回の衆議院選挙で初当選したみんなの党の林宙紀議員と、未来の党から立候補して落選した斎藤恭紀議員を招いて、政党政治を含めて、政治談議を行う事にしている。
 
 確かに、彼らは昨年の総選挙で戦った相手であり、今回のテーマを批判している方もいらっしゃるようだが、国会が始まり、野党の政調会長会談で野党共闘を行っていこうと確認したところである。要するに、選挙が終われば、与党に対峙することはあっても、基本的には野党は協力していくのである。
 
 さらに、夏の参議院選挙では、野党で選挙協力できるか模索している最中である。このような会を通じて人間関係を構築して行く事は、この点から考えても重要なことであると思っている。
 
 維新の会とみんなの党が政策合意をしたという報道があった。私も、維新の会とみんなの党の政調会長とお会いして、政策的な議論を行いたいと考えている。公務員制度改革があり、合意できないかのような報道もあるが、私たちも公務員制度改革は必要であると考えているので、合意に向けての話し合いは必要だと思っている。
 
 国会が始まった。野党の存在が見えないという批判もあるが、来週から予算委員会も始まり、野党の存在が見えてくると思う。私も参議院予算委員会で質問に立つ予定だが、所信表明演説の内容を中心に、安倍政権の問題点を追及していきたいと考えている。
 
                  参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
いじめや学力などの教育問題について様々な議論がなされています。
 一方で大人のいじめはどうでしょうか。パワハラに関する労働局への相談件数は右肩上がりです。特に、いじめ・嫌がらせについては平成14年では約6千件だったものが、平成22年度では約4万件に増えていました。子供への道徳教育以前に、自分を含めてですが模範になるべき大人達こそがしっかりせねばなりません。
 1992年のリオデジャネイロでの国連サミットにおけるセヴァン・スズキさん(当時12歳)による演説はあまりに有名ですが、「学校や幼稚園で大人はどのように振る舞うかを教えてくれるが、大人は私達にするなということをなぜするのか」というメッセージを思い出しました。(小林太一)