桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「難しい判断」

2013年02月14日 (木) 17:56
  補正予算に関して、予算の組み替え(予算の内容を変更すること)動議を提出し、その動議が認められれば賛成、認められなければ反対という結論に至った。今回の補正予算に対して、賛成の議員もいたし反対の議員もいたが、最終的には、皆さんにご了解をいただいて、上記のような結果になった。
  今回は、とにかく丁寧な議論と手続きにこだわった。ここでもバラバラ感が出るようでは、さらに国民の皆さんから見放されてしまうからである。
  予算は衆議院を通過し、参議院に送られてきた。参議院の予算委員会で、久しぶりに野党の立場で質問に立つことになっている。総理を中心に、経済対策と予算の内容に関して質問したいと思っている。
 頭の悪い私には、安倍総理がおっしゃっている金融対策を十分に理解することができない。さらなる金融緩和が可能なのか、そして、金融緩和でデフレから脱却できるのか、私には分からないのである。この点に関して、国民の皆さんに分かりやすく説明していただくつもりである。
  安倍総理の「三本の矢」に対する期待から、株価も上がっているように見えるが、これを支えているのは外国人投資家である。いらぬ心配かもしれないが、日本人投資家が買いはじめた時に、外国人投資家に売りぬかれ、ひどい目に遭わないように願っている。
  野党の見せ場は限られていて、国会の論戦がその中心であることは間違いがない。民主党にもう一度期待してみようか、そういう質問ができればと思っている。

                                        参議院議員 医師 桜井充

【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 問題になっていた「脱法ドラッグ」について規制を強化するための法改正へ向けて着々と準備が進んでいます。
 ドラッグの歴史を調べてみると、「ヒロポン」等で有名な覚醒剤は、従来、公に販売されていました。使用経験者200万人、中毒者数20万人に達したといわれ、覚醒剤取締法により規制されることとなりました。しかし、昭和39年度版「犯罪白書」では現在の脱法ドラッグと同様、「睡眠薬遊び」といわれるものが流行ったようです。また、昭和40年代にはその「睡眠薬遊び」は下火になった一方、より危険なシンナー類の乱用の流行し、マリファナやLSDの濫用も散見されることとなりました。
 現在に至るまで、いたちごっこが続いていますが、これらは反社会的勢力をはじめ、海外マフィアや、いわゆるならず者国家を利することとなります。Stop the drug!(小林太一)