事務局ブログ

桜井充メルマガ:「閉会中審査を求める」

2013年08月29日 (木) 16:59
 昨日、印刷関係の同級生が、アベノミクスでさらに経営が厳しくなったと話してくれた。円安により印刷に必要な紙やインクの値段が上がったが、価格転嫁できないからである。賃金を上げることなど出来ないと話していたので、やはり中小企業やそこで働いている人たちにとっては、問題のある政策なのだと感じた。
 
 これが現実社会の実態であるにも関わらず、マスコミはこの厳しさを適切に報道しない。マスコミが報道しているように、日本経済が好転しているのならば、消費税の引き上げに悩む必要はない。予定通り引き上げるべきである。
 
 消費税が引き上げられることが前提で、今の国債市場は売買が行われている。これで消費税の引き上げが見送られた場合、国債の価値が暴落するリスクもある。この点や社会保障費の自然増を考えれば、消費税の引き上げはやもうえないことなのだと思う。
 
 一方で、円安が進むことによって、家計からの支出も増えている。静岡大学の名誉教授が中心となって家計に対する影響を調べたところ、1ドル100円になると、収入が200万円未満の家庭の場合、3.2%の支出増になるそうだ。
 
 これで消費税が引き上げられた場合、低所得者にとっては、私たちが想定していた以上に大きな影響が出ることになる。低所得者に対して十分な措置を講じなければ、大きな問題が起こる事は間違いがない。実体経済をきちんと調査した上で、適切な措置を取ってもらわなければと思っている。
 
 いずれにせよ、問題は山積しており、国会を1日も早く開会し議論を行うべきである。海外に出かけることも重要であることは認めても、国内にそれ以上の問題を抱えているのだから、せめて閉会中審査を行うべきではないのかと考えている。
 
                                                     参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。 
 ようやく日本に戻って参りました。
  今回の訪米は大変勉強になりました。アメリカの多様性に基づいた社会を経験できたこと、他国の様々な人材を引きつける求心力を背景とする多く政策を知ることができたのは特に大きな収穫でした。
また、今後のエネルギー政策を考える上で大変重要な位置を占めるシェールガスについても見方が変わりました。確かにこれまでも開発するうえで振動や環境汚染の問題があることは聞いていました。しかし、世論を完全に二分するような事態になっている地域が多々あるようで、シェールガスの開発を進めるのはそう容易いことではないと感じました。資料や統計を見るだけではなく、やはり現場に行って見なければわからないものだと改めて痛感いたしました。
  今回の経験を糧として、より一層世のために貢献していきたいと思います!(小林太一)