桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ「留任となりました」

2013年09月05日 (木) 16:29
 集中豪雨そして竜巻、異常気象が続いている。被害に遭われた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い回復を目指して、頑張って行きたいと思います。
 
 昨日、両議院総会が開催され、党の役員人事が発表された。私は政調会長留任と言う事になった。Webの会議室を使っての地方議員の皆さんとの議論や、現地にお伺いして直接意見交換を行う等、改革を進めてきたつもりである。国民の皆さんの信頼を取り戻せるような政策を作って行きたいと考えている。
 
 参議院選挙も控えていたので、これまでは、必ずしも明確な方向性を出せない政策もあった。しかし、これからは明確な方向性を打ち出さなければならない。党内にしこりが残らないような運営を行っていきたいと思う。
 
 実はこの点が最も重要で、しこりが残ったために分裂し、国民の皆さんからの信頼を失う事になった。党内に様々な意見がある事は当然のことである。例えば、消費税の増税に対して、賛成の議員もいれば、反対の議員もいた。
 
 これまでの問題は、増税で取りまとめた時に、反対の議員の人たちが、党の意見として「増税する」ということを認めてくださらなかったことである。反対派の人たちからは、手続き上の問題があったと指摘を受けたが、このような事にならないようにしたいと思う。
 
 また、私は議員個人の考えまで変えるべきだとは思わないが、自分の考えと違う取りまとめになったとしても、それを党の決定と認めて頂きたいと思う。それができなければ、国民の皆さんからの信頼を勝ち得る事は出来ないと考えている。
 
 政策的に難しい問題が山積しているだけではなく、難しい運営になる事は覚悟しているが、とにかく、民主党が国民の皆さんにとって必要な政党であると思われるようになるよう、努力していきたいと考えている。
                   参議院議員・医師 桜井 充
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 引き続き米国での体験談をご報告させて頂きます。
  外遊の中で、とある防衛産業を視察する機会がありました。そこで、研究者への待遇、情報漏洩や産業スパイについてどう防止するかを聞いてみたところ、新卒でも7万ドル程度、平均年収も13万ドル程と高い報酬と福利厚生を用意しており、採用時には自宅の近所にも足を運んで調査するという話を伺い驚きました。
 我が国の研究者に対する給与は他国と比較しても低く、雇用面も安定しているとは言いがたい状況です。確かにコスト削減は確かに重要なことかもしれませんが、グローバル化が益々進んでいく中で企業が成長し続けるためには、ここについては見習うべきところではないかと思いました。技術漏洩や人材流出に歯止めをかけなければなりません。(小林太一)