桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「自然の警告」

2013年09月19日 (木) 15:39
 台風18号で亡くなられた皆様に心からお悔やみ申し上げます。また、被害にあわれた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早く復旧できるように、国としても努力していきたいと思います。
 
 津波の被害もそうだった様に、自然災害は予期できぬだけではなく、私たちの想像を超えた被害をもたらす。温暖化の影響なのかわからないが、このような集中豪雨の被害が増えてきていることは事実で、原因をはっきりさせた上で、きちんとした対策に取り組む必要があると考えている。
 
 今週は台風の影響もあり、火曜日に上京した。冬の時期には天気が良いと、東北新幹線からも富士山が見えるのだが、台風一過のおかげで、この季節には珍しく、富士山を見ることができた。
 
 冬の富士山は写真で良く見かけるように、冠雪をいただいている。しかし、今の時期に見える富士山は真っ黒で、私たちがイメージしている姿とは大きく異なっている。不思議なもので、同じ富士山が見えているのだが、ありがたみが違う感じがする。富士山に失礼だろうか。
 
 今回は、台風一過のおかげで富士山を眺めることができた。普段は空気が汚れていて、富士山を眺めることはできない。大気汚染や温暖化も含めて、私たちの生活のあり方を問い直す時期に来ているような気がしている。
 
                  参議院議員・医師 桜井 充
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 銀行マンが主人公のドラマ「半沢直樹」が大きな話題になっています。これまで桜井が中小企業に対する貸し渋りの原因である金融検査マニュアルの改定等、様々な金融政策に取り組んでいたこともあり、ついつい見てしまいます。
 ドラマの中では検査官が銀行に暴言を吐いたり、主人公の自宅に家宅捜索が入るなどのシーンがあります。そこで、検査官をされたことがある金融庁の某氏にいろいろ実態を尋ねてみたところ、金融庁は家宅捜索をする権限は持っておらず、あり得ないとのことでした。また、検査は紳士的に行うことを心がけており、万が一、このような検査官がいればモニタリング制度などにより銀行側から本庁に連絡が入り、検査官の行動は問題視されることとなるだろうとのことでした。
 次回は最終回です。決してテレビ局や金融庁の回し者ではありません。念のため…(小林太一)