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桜井充メルマガ:「民主主義は終わるのか」

2013年12月05日 (木) 17:07
   今朝の本会議で、何の問題もない二人の委員長が解任された。重要法案であり、慎重審議を行っていた水岡俊一内閣委員長、委員会で審議をきちんと行い、本会議で委員長報告を行った直後に解任された大久保勉経済産業委員長、参議院の歴史上、このような暴挙が行われた事はなかった。
 
  何故このような事になったのか、その原因は安倍総理にある。臨時国会の会期はわずか53日間、その短期間で重要法案の処理を行おうとしたからである。要するに議会軽視なのである。
 
 国会は参議院選挙の後、数日間国会を開いたが、10月中旬まで開催されなかった。私たちは国会の開催要求を求めたが、受け入れてもらえなかったため、極めて短い会期になってしまったのである。
 
 臨時国会は、通常国会の積み残し案件と、喫緊の課題に関して議論を行う場である。それにも関わらず、非常に重要な特定秘密保護法案を、今国会に提出してきた。安倍総理の所信演説には、特定秘密保護法案に関してはまったく触れていなかっただけではなく、国民の皆さんが慎重審議を求めている。それにも関わらず、衆議院で強行採決を行い通過させ、参議院でも強行採決を行い成立させようとしているのは、会期が短かったためなのである。
 
 これが決められる政治なのだろうか。このような政治を行わせるために、国民の皆さんは自民党を勝利させたのだろうか。
 
 私は国会議員になって16年目を迎えている。しかしこれまで、このような議会運営を行われた事は一度もなかった。今の自民党に青木幹雄元参議院会長がいらっしゃれば、おそらくこのような暴挙を行う事はなかっただろう。まさしく数の横暴である。民主主義を終わらせないためにも、残りの期間全力で戦っていきたいと考えている。
 
                  参議院議員・医師 桜井 充
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 国会が大混乱に陥っています。今日明日の予定も全くわかりません。
秘密保護法案の必要性はわかりますが、強行採決されようとしている法案は欠陥だらけであり、なぜここまで成立を急ぐのか理解できません。実は軍事関係以外の電機メーカーや情報通信産業その他多くの民間人(配偶者を含む)が影響を受ける可能性があることを皆様ご存じでしょうか。(国家公務員だけで6万人以上)政府も何人の民間人の素性をチェックする予定なのかもあやふやな答弁でごまかしています。
 株価や景気が若干持ち直していることから、政府の施策に対して甘い評価をしがちですが、酷いものは酷いと声を出さなければ、将来的に被害を受けるのは我々国民です。もし、株価や経済がよくなかったとしてもこの施策を支持できるのか、という思いで改めて政府の施策の是非を考えて頂ければと思います。今回の政府の振る舞いは小生が秘書という職についてから最悪です!(小林太一)