事務局ブログ

桜井充メルマガ:「数の横暴」

2013年12月12日 (木) 18:41
  国会が終了した。十分な審議も行わないうちに「特定秘密保護法」が成立した。もっと審議をするべきであるという声が圧倒的であったにも関わらず、数の力で押し切った。安倍政権の支持率が下がったが、当然の結果だと思っている。
  一方、野党共闘の難しさも経験させられた。慎重審議を求めると言う点では一致していたが、政権に対する距離感と政策的な面で大きな差があったため、法案の賛否を一致させて戦う事が出来なかった。これでは巨大与党の暴走を止めることはできない。
  維新の会もみんなの党も安倍政権に近づいている。これは各々の党の方針なので、他党の私がとやかく言うことではないが、その方向性に嫌気がさして、みんなの党の多くの議員が離党することになった。
維新の会は、結局は安倍政権の補完勢力なのだろうか。野党なのか与党なのか全く分からない。これが是々非々で対応するという姿なのかもしれないが、今後どのように共闘していけば良いのか良く分からない。
  このような政治状況があと3年近く続くことになる。このような状況下で安倍政権の暴走を止めるためには、世論を味方につけるしかない。そのためには、民主党が信頼を取り戻し、問題点を発信していく必要がある。
  政策的な面では、議論を積み重ねやっと一つになって戦っていけるようになった。ある課題に対して賛成の議員もいれば反対の議員もいる。しかし、党の方向性が自分の考え方と違っていても、自分の考え方を抑えて、一緒に行動してくださっている。そういう意味ではずいぶん変わってきていると感じている。国民の皆さんから信頼していただける政党になるために、これからも努力していきたいと思う。
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 万引きをした高齢者の逮捕・書類総件数が2.8万人に達しました。少年犯罪は減少する一方、高齢者による犯罪は増加するばかりです。人口動態も考慮しなければですが、経済的要因のみならず、孤独感が大きな理由であることは特筆すべき点です。
 内閣府による「高齢者の経済生活に関する意識調査」をみると、60歳以上の方々の経済的な暮らし向きについて、「ゆとりがあり、まったく心配ない」が18%、「ゆとりはないが、それほど心配ない」が53%にのぼります。一方で「家計が苦しく、非常に心配」は6.6%。平均貯蓄が約2000万円(中央値は約1500万円)であること考えると、納得がいく数字です。
そう考えると「高齢者は弱者です」という言葉は真実でなく、「高齢者の中に弱者はいます。」という表現が正しいように思います。ここにしっかり手を差し伸べることが重要な点であるように思います。(小林太一)