桜井充メールマガジン

桜井充メルマガ:「東アジア平和ビジョン」

2014年07月10日 (木) 18:45
 台風8号により、お亡くなりになった皆様に衷心よりお悔やみ申し上げます。また、被害を受けた皆様に心からお見舞い申し上げます。一日も早い復旧ができるように努力していきたいと思います。

 さて、安倍総理は集団的自衛権に前のめりであるが、本来外交がうまく行っていればこのような議論をする必要性はない。逆に言えば、このような議論が出てくる背景は、外交がうまく行っていいないという事になるのかもしれない。

 安倍総理は何回も海外出張に出かけていらっしゃるが、近隣の中国や韓国は訪れていない。というよりも、行けないと言った方が当たっているかもしれない。理由は簡単で、相手国との関係が悪いからである。

 このように関係が悪くなれば、武力衝突の危険性が出てくる。この点から考えれば、安倍総理の外交姿勢そのものが、我が国にとって非常に危険であるという事になる。

 私たちは、現時点において集団的自衛権は必要ないと考えているが、今後も武力衝突を招かないようにするためには、周辺国との外交政策が極めて重要になってくる。そこで、海江田代表の下に、東アジア平和ビジョンを作成するためのチームを作ることになった。

 海江田代表の直轄で、経済対策を作成する暮らしを守る研究会があったが、経済対策をまとめあげたので、今度は、東アジア政策を作成ことになった。できれば、臨時国会の前までにまとめあげ、安倍政権との対立軸を明確にして行きたいと考えている。





                 参議院議員・医師 桜井 充







【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
  今、滋賀におります。
 さて、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の次回は本能寺の変が描かれます。明智光秀がなぜ本能寺の変を起こしたかについては諸説ありますが、最近、四国の有力大名である長宗我部元親が明智光秀の重臣に送った書状が発見され、四国攻めを発端とした説を補強する材料が出たのは興味深いことです。
  ところで、様々な勝負事で「ここが天王山」とよく言われますが、これは、羽柴秀吉と明智光秀が戦った山崎の合戦において、「天王山」を制するかが勝敗を決すると言われたことが語源です。集団的自衛権の閣議決定後の最初の選挙である今週末の滋賀県知事選挙は今後の政局を考えるうえでまさに天王山といえるかもしれません。
  とにもかくにも台風が日本を襲っています。「田畑が心配」などと外に討って出ることのなきよう、皆さま安全な場所での籠城をよろしくお願いいたします。(小林太一)