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桜井充メルマガ:「5年目の決意」

2015年03月12日 (木) 15:53
 東日本大震災から丸4年が経過した。昨日全国各地で式典が行われた。改めて、犠牲になられた皆様に衷心より哀悼の誠を捧げます。そして、一日も早い復旧・復興に向けて、努力していきたいと思います。
 
 先日、被災地のお寿司屋さんで昼食をとる機会があった。彼のお店も被災し、現在は仮店舗で営業している。仮店舗での営業は大変なのだが、売り上げは以前の倍あるのだという。この仮店舗が住宅街にあるからだと説明してくれた。
 
 被災直後は、地元に戻ってお寿司屋さんを続けるつもりだったらしいのだが、戻りたいと希望している人は以前の半分程度なので、地元に戻ると収入は今の4分の1程度になるだろうという事だった。そのために、今は戻るかどうか悩んでいるという。
 
 これが実態なのだと思う。もうすでに4年が経過し、被災者は新しい道を歩み出している。それは良いことなのだが、そのために被災地に戻ろうとする人は、どんどん減ってきていることも事実である。
 
 阪神淡路大震災の時も同じことが起こっている。三宮を訪れた時、私から見た街並みは震災があったとは思えないほど復興していた。ところが、そのすぐ近くの長田地区に戻った人は、震災前の8割程度だという。
 
 こんな街の近くでもこの程度である。ましてや過疎の地域にどれだけの人が戻り、本当に新しい街ができるのか、極めて難しい問題だと痛感させられた。地域の人たちの思いを組んで、復興のために力を注いで行きたいと思う。
 
                 参議院議員・医師 桜井 充
 
 
【秘書のつぶやき】
 桜井充秘書小林です。
 震災から4年経ちました。
先日、英国の科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」において東北沖の震源域で、プレートにかかる力の状態が東日本大震災前と同じ水準にまで戻ってきているとの論文が発表されました。首都圏における震災リスクも益々高まっているという調査結果もあります。
我が国はこれまでも何度も大きな地震や津波等の自然災害による被害を受けてきましたが、今回の地震の教訓をどう後世に伝えていくか、備えて生かしていくのかがまさに大切なことだと思います。
改めて生かされていることに感謝をしながら頑張って参りたいと思います。(小林太一)