事務局ブログ

桜井充メルマガ「人から人だけではない」

2020年06月11日 (木) 19:23
 緊急事態宣言中はWEB会議がほとんどだったが、会議室などに集まっての会議も少しずつ行われるようになってきた。昨日も会館内での会議があり、出席してきたのだが、新型コロナの感染防止という観点から、その場でのマイクの使い方が気になった。
 
 マイクは使い回しで、発言者のところに秘書の方が持って行く形である。マイクを消毒しているわけではないため、もし、会議の出席者の中に無症状感染者がいたとすれば、感染を広げてしまう可能性がないとはいえない。
 
 国会内には各所にアルコール消毒液が設置されているし、ほとんどの方は会議室に入る前に手指を消毒している。会議中は全員マスクをしており、座席の感覚もあけている。そのため三密状態は避けられているのだが、そうであったとしても、感染の危険は残るのである。
 
 なぜならば、新型コロナの感染は人から人だけではなく、感染者が触った物からも移るからである。以前、新型コロナ感染者がフィリピンパブを訪れ、感染を広げようとした事件があったが、これによって感染した方は、接客した女性ではなく、彼が横になっていたソファーで化粧をした女性であった。
 
 コロナウィルスの特徴は幾つかあるが、インフルエンザウィルスとの違いの一つは、生命体の中にいなくても長く生き続けることである。ウィルスは生命体の中でしか長く生き続けられず、インフルエンザウィルスの場合、ドアのノブに付着した場合、2時間から8時間ぐらいで死滅する。
 
 コロナウィルスの場合は、ドアノブでも3日間ぐらい生き続けると言われている。私たちは人から人への注意を払ってはいるが、物からも移るという意識を強く持つべきである。この点に関して、政府からの更なる注意喚起が必要だと感じている。
 
 
参議院議員・医師 桜井 充